旧街道から伝山の辺の道へ                    平成29年11月27日(月)
(大和まほろばツーデー + ワンデーウオーク)






今回のコース個人的に興味があっての参加です。

天理の北地域にある、和邇町について興味があります、古代和邇一族の居住地域です。

和邇一族には、いくつかのグループがあったようです、春日、大宅、小野、栗田、柿本、和仁、等だそうです。

小野妹子、柿本人麻呂、とかが有名です。

春日グループは、奈良春日大社の春日山辺りに住んでいたようです。

この和邇一族は、鍛冶集団だとの意見もありますが、気になることがあります、藤原氏は春日神社を

大事にしていた集団です。ひょっとすると和爾一族と関係があるのかも。余談です。

仁徳天皇の時代、和邇池を造ったと記録されていますが、その和爾池の所在が分かりません。

今、小生それを調べています。

ここにある和爾坐赤坂比古神社の社伝には、以前には和爾池の南、天神山にあったと伝えられています。

ところが、その天神山も分かりません。和邇の人たちに聞いても和爾池は知りませんでした。

ただ今回会った識者らしき人の意見では、帯解の広大寺池がそうだと云っています。

とにかくコース説明に入りましょう。天理駅がスタートです。

北へ向かって歩きます、高速の高架手前に「在原神社」があります。謡曲「井筒」の舞台とか。

井戸があります、在原寺の「井戸」でしょうか。在原業平も和爾一族のようです。

すぐに和爾下神社への参道です、今日は櫟本のおもてなしがあります。「さといものオミオツケ」です。

美味しかったです、そこで地元産の農産物を売っていました。小生「お米」1kg 300円で購入重たい

リュックの荷物としました。

和爾下神社は古墳の上に建てられていて階段の上です。次は高塚公園です。展望はいいです。

そして、和爾坐赤坂比古神社です、和邇一族の氏神様でしょうか、小さな社殿です。

一寸腑に落ちません、どうしたのでしょう。

後は、「シャープ」の工場を見上げながら、白川ダムへ。ここで昼食です。

天気がよくて、紅葉の山々の中素晴らしい景観です。また長生きさせて貰います。ありがとうございます。

午後は、山田農園で、ミカンを調達して、石上神社へ。立派な神社です、ニワトリの鳴き声が響いています。

次は長い長い天理の商店街を抜けて、天理駅がゴールです。

今日は、距離は短かったのですが、アップダウンが多くて結構厳しい歩きでした。

ツーデーウオークのせっかくウオークに合わせて、合計4日連続の方もおられたようです。ごくろうさまでした。

小生の足の方も何とか耐えられたようで、よかったです。ありがとうございました。


コース       13km        時間

天理駅 - 在原神社 - 櫟本公民館 - 和爾下神社 - 高塚公園 - 和爾坐赤坂比古神社 -
 9:45    10:20-25    10:40-50      11:05-10                11:20-35      

白川ダム(昼食) - 竹林の道 - 山田農園 - 豊日神社 - 石上神社 - 天理商店街 - 天理駅
  11:45-12:40      13:00               13:35     12:40-55               14:20


在原神社
柿本寺跡 和邇下神社古墳 和爾下神社 神社由緒

和邇坐赤坂比古神社
白川ダム 竹林 石上神社 神鶏

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