高崎観音だるまマーチ             平成29年9月30日(土)・10月1日(日)





群馬県のツーデーです、去年参加予定して、ホテルまで予約しながらキャンセルの

止む無きに至り、二年越しでの参加です。

世界遺産となった富岡製糸場、それに高崎観音もコースとは別に訪問します。

先ず、大阪からは飛行機です。ANAの株主優待券を利用しての女房孝行の一環です。

何とか富士山も見えて、ホットしました。

東京からは新幹線で高崎へ、意外とJR東海とJR東北のタイアップしたサービス企画が少ないです。

こちらではJR山陽とJR九州は結構沢山サービス企画があるのですがね。

先ず高崎から上信電鉄で上州富岡へ。世界遺産になったお蔭で、高崎から上州富岡まで、

富岡製糸場の入場券付きの割引往復切符があります。

駅から製糸場へは歩きです、16時のガイドの最終時間に滑り込み、話を聞きます。

当時の総理大臣級の高額の費用を支払ってフランスから指導者を招聘してのスタートです。

明治の新政府の為政者達の決意の程を感じます。凄いですね。

明治5年に工場完成、即操業開始、その煉瓦造りの工場は今も健在です。

全く別のことですが、たしかウズベキスタンの首都タシケントで第二次世界大戦で捕虜となって、

ロシアに抑留された日本人たちが、現地でオペラ劇場の建設に携わり立派に任務を遂行。

近年起きた地震にもびくともしなくて、さすが日本人の造った建物だと賞賛を浴びたそうです。

明治の初年でも、日本人が造れば煉瓦造りの建物も、こう云う堅固な建物が造れたのです。

女工たちの労働環境にも驚くべき努力がなされています。フランス人指導者のお陰でしょうね。

工場の操業停止後、立派に工場を維持した片倉工業さんのお陰の世界遺産です。

ガイドの話を聞き終わると、即走って駅へ。高崎駅へは予定通り帰り着きました。

そう途中に「佐野のわたし駅」がありました。あの謡曲の「佐野の渡し」はここだそうです。

前日(9月29日) 高崎 - 上州富岡 - 富岡製糸場 - 上州富岡 - 高崎

明治5年です 工場 長いです 工場内パネル 正面入り口


ウオーキング第一日目は16kmコースとします。目的は早く切り上げて、高崎観音像に上るためです。

市役所前の公園からスタートです、川沿いの道を遡ります。先ず、達磨寺です。

高崎の達磨寺と云うと門前町があって周囲は賑やかと思っていましたが、店がありません。

いきなり階段が続きます、きついです、200段以上はあります。

ウオーカーも一部の人しか参拝していません。大分イメージが違いました。

次は鼻高展望台です。名前にびっくりしましたここの人達はこの展望台を鼻高に自慢していると思いました。

鼻高はここの地名です、そこの展望台ですので鼻高展望台と命名したようです。紛らわしいですね。

展望台からは今まで見えなかった妙義山が良く見えます。見るからに険しそうな山容です。

後は、山を下って市街地の市役所前公園がゴールです。市役所はどこからでも目立つ立派な建物です。

第一日目(9月30日)  コース      16km      時間

高崎市役所前公園(スタート) - 烏川川沿い道へ - 少林山達磨寺 - 鼻高展望台 - 護国神社 -
      8:45                9:00         9:50-10:00     11:00-20      12:25    

高崎市役所前公園(ゴール)
      12:55

烏川沿い 遠く榛名山 達磨寺階段 達磨寺
鼻高展望台 花畑 花畑 護国神社

ゴール後、高崎観音像へ

今日はこれから高崎観音像へお参りします。先ず駅前から循環バスで観音像前へ。

観音像は山の上に建っています。像内の階段をビルの9階くらいまで登ります。

観音像の肩の小窓から周囲を展望します。やっぱり高いです。疲れました。

これで一日目は終わりました。

観音像 肩の小窓から


二日目は小生のみ25kmコースとします。平坦なコースではありますが、変化がありません。

サイクリングロードはいいですが、井野川沿いの小道です。

途中万葉句碑があります、東歌の上野国相聞歌です、ここにも沢山の恋、愛があったでしょうね。

綿貫観音山古墳は現地には説明板が見当たりません。

昼休みを利用して、群馬県立歴史博物館を覗きます、「海を渡って来た馬文化」の特別展もやっていました。

分かりました綿貫観音山古墳は墳丘長97mの前方後円墳で、6世紀後半の築造、

午後の大鶴巻古墳は墳丘長123mの前方後円墳、4世紀末から5世紀初めの築造、

浅間山古墳は墳丘長122mの前方後円墳で、同じく4世紀末から5世紀初めの築造とのこと、

ここにいた豪族達の墳墓でしょう、この前橋・高崎辺りの平原では、一部で米作をしていたでしょうが、

馬も積極的に飼っていただしょうね。馬型を初め大型の形象埴輪が沢山展示されています。群馬ですから。

今日は距離は長かったですが、あまり感動の無いコースでした。

もう少し博物館をゆっくり見たかったのですが、女房は今日は14kmコースです、

多分ゴールは早いでしょうから、大分待たせることになります。

後半急ぎますが、ピッチは上がりません。ごめん。

ゴールの足で即ホテルの荷物を受け取りにもどり、即駅へ直行、新幹線に飛び乗ります。

東京までは50分位自由席で腰かけて、やっと一休みです。東京からの新幹線でビール片手に過ごしました。

これで、二年越しの高崎だるまツーデーが終わりました。疲れました。膝も大丈夫です、ほっとしています。

群馬はいいところですね。

第二日目   コース      25km      時間

高崎市役所前公園(スタート) - 井野川沿いサイクリングロードへ - 万葉歌碑 - 綿貫観音山古墳 -
    8:45                   10:40                 11:00        11:30   

群馬県立歴史博物館(昼食) - 大鶴巻古墳 - 浅間山古墳 - 高崎市役所前公園(ゴール)
     12:00-25             13:25       13:40           14:30       
井野川沿い
サイクリングロード
万葉歌碑 綿貫観音山古墳 群馬歴史博物館 大鶴巻古墳 浅間山古墳

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