水鳥の道から服部天神まで歩く 平成29年6月20日(火)
今まで参加したことのない新しいウオーキングクラブ主催の行事です。
たまたまスタート地点がJR新大阪駅のコースでしたので、ちょっとした気まぐれでの参加です。
主催は、桜井ウオーキングクラブです。 それがこの北摂を歩くと云うのも珍しいことです。
桜井のウオーキングと云えば、桜井市体育協会の桜井ウオーキングフェスティバルが有名です、
こちらのウオーキングクラブは出来てから未だ5年の新しいクラブです。
JR新大阪駅の東口から歩きます、神崎川沿いの「水鳥の道」です。
川風はあるのですが、今日は暑いです。今年の梅雨は未だ雨が一度も降っていません。
主催者も熱中症に注意して下さいとしつこく言っていました。
小生も小まめに水分補給を行います。榎橋のエノキの下で小休憩です。
ここから吹田ゴルフ練習場の傍から服部天神を目指します。
途中「春日大社南郷目代今西氏屋敷」前で、説明を聞きます。国指定史跡となっています。
平安時代の荘園の歴史です。1183年摂関家の荘園「垂水西牧」が春日大社に寄進され、
現地に管理のため派遣された荘官で、且つ南郷春日大社の祭祀を司る今西氏の屋敷です。
現在も今西氏が住んでいます。
住吉神社から服部天神宮へ、足の神様です。
由緒書によると、帰化人の秦氏がこの地に、少彦名命をお祀りする祠を建てたこが始まりのようです。
菅原道真公が大宰府へ左遷される途次、この辺りで持病の脚気に悩まされ、歩くことが出来なくなりました。
そのとき、村人の勧めで「少彦名命」の祠にお参りします。そこには「藤原魚名」の五輪塔があります。
その百年前、大宰府へ左遷される途中ここで亡くなった人です。「昨日は他人の身、今日は我が身にふりかかる
定めかな」と嘆ぜられたそうです。その病気も平癒し、大宰府への旅を続けられたそうです。
大宰府で亡くなられた後、全国で道真公をお祀りするようになり、ここも天神宮として道真公も合祀されました。
参加者は足のこととなると、真面目です。小生も最近、膝の調子が良くありません。お守りを入手しました。
今日のメインはここまでです、後はふれあい広場で、ジェット機の音を聞きながら昼食をします。
猪名川を「新利倉歩道橋」で渡り園田へ、園和公園で最後の休憩の後、JR塚口駅がゴールです。
コース 14km 時間
JR新大阪駅・日之出公園(スタート) - 大吹橋 - (水鳥の道) - 榎木橋 - 南郷春日神社 -
10:15 10:35 11:00 11:30
住吉神社 - 服部天神 - ふれあい緑地(昼食) - 新利倉歩道橋 - 園和公園 - JR塚口駅(ゴール)
11:40 12:05 12:20-55 13:20 13:50 14:30