尼崎・史跡と公園コース                 平成29年2月19日(日)





毎日ウオークです、小生の欠席した先月の例会は雨が激しくなって途中でショートカットしたとか。

今日はいい天気です。寒さも気にならない程度です。

今日は尼崎市内の北部を周回します。南の方は工業地帯が主ですが、こちらは史跡の多い地帯です。

大昔から人の多く住んでいたのは、どうもこのあたりだったようです。

JRの尼崎駅は久しぶりです、ここも大きく様変わりして、マンションが沢山建っています。

いつものように体操をしてスタートです。

小生もウオーキングに復帰したばかりです、何事も慎重に行います。皆の後方をゆっくり歩きます。

神崎川の近くに「一心地蔵尊」があります。昔足利尊氏と楠正成の戦いで、九州へ逃げた尊氏軍の戦死者を

弔うために建てたものだとか。

この川沿いに「金毘羅さんの石灯籠」と「遊女塚」があります。人の往来の多いところだったようです。

次は、関西電力さんの構内に「若王子(なこうじ)遺跡」がありますが、敷地の入り口に表示だけです。

古墳時代の遺跡だそうで、鉄加工のための炉のフイゴの羽口がいくつか出土したようです。

次の、尼崎市内で最大の92mの前方後円墳「伊居太古墳」の墳丘部は平坦に削り取られていて、

その上に「伊居太(いこた)神社」が建立されています。

これと同じ字を書く神社が池田市にもあります、関係があるのかも知れませんが、そちらは「いけだ神社」と

読むそうです。

次の廣済寺で近松門左衛門のお墓にお参りして、近松公園を周回、「伊佐具神社」から上坂部西公園へ。

ここで昼食です。ここはJR塚口駅の近くです。午後は土塁の塊の傍らにある「塚口城跡」の掲示版を見て、

正玄寺から椀田公園へ。

次の富松城跡これも土塁があるだけで、傍に富松神社があります。武庫之荘の「磐長姫神社」へ、

なぜここにあるのでしょう。わかりません。たしか「コノハナサクヤ姫」と姉ですが、器量で劣っていたとか。

次の大井戸古墳は13mの小さな古墳です、一角は大井戸公園となっています。

次は水堂須佐男神社、ここも水堂古墳の跡です、直径60mの古墳で、三角縁神獣鏡や鉄剣等の副葬品

が発掘されたそうです。

後は常楽寺に宝篋印塔があるとのことでしたが、前を素通りしてゴールのJR立花駅に入りました。

尼崎市も古墳や過去の城跡等を保存しようとしていますが、遅かったようです。

高度成長のときに沿岸部の開発に力を取られたようですね。

古墳は大分削られていますし、城郭跡も土塁部分が残っていますが、大部分が整地されてしまっています。

それでも神社やお寺それに石造りの灯籠等だけは残りますね。


コース      14km      時間

JR尼崎駅(スタート) - 一心地蔵尊 - 金毘羅さんの石灯籠 - 遊女塚 - 若王子遺跡 -
    10:15          10:35          10:45        10:50       11:20  

伊居太古墳・伊居太神社 - 廣済寺 - 伊佐具神社 - 上坂部西公園(昼食) - 塚口城跡 -
       11:25         11:40      11:50        12:00-50          13:10   

正玄寺 - 富松神社・富松城跡 - 椀田公園 - 磐長姫神社 - 大井戸古墳・大井戸公園 -
 13:20       14:00                   14:35         14:50          

水堂須佐男神社 - JR立花駅(ゴール)
   15:05         15:15     

一心不動尊 石灯籠 遊女塚 伊居太神社 廣済寺近松墓所
伊佐具神社
塚口城跡
富松神社 富松城郭土塁 磐長姫神社
大井戸古墳
水堂須佐男神社
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