くろんど園地コース                         平成28年10月30日(日)





私市のハイキングコースです。

古代「物部氏」の住んでいたところで、古代の墳丘墓や鉄器工房跡の発掘されたところです。

ここに記載するウオーキングは10月では初めてで最後のウオーキングです。

10月の15日(土)は古代史講演会に、22日(土)は滋賀県の稲部での発掘現場での説明会に、

23日(日)は石清水八幡と淀川砲台跡の見学ハイキングに、29日(土)は文化塾の講演会にと、

高齢者大学の外にも出かけているのですが、ここにはアップしていません。

ところでその29日の講演会のことですが、京都外大のジェフ・バーグランドさんの

「京都からの異文化コミュニケーション」と云う演題でした。

印象に残った話は、私たちは結局のところ、自分の経験でしか判断できないと云うことでした。

例えば、彼は20歳を過ぎて日本に来て、生まれて初めて傘を差したと、言っています。信じられますか。でも事実でした。

彼の生まれた土地では年間数ミリしか雨の降らない砂漠の近くだったのです。

私たち高齢者は特に考えねばなりません、人生経験が長いだけに、他人の言動を自分の考えで批判したり、

自分の考えを押し付けたりしがちです。他人の判断にはその判断に至る考えがあってのことです。

何事も謙虚に他人の意見を聞きましょう。反省々々ですね。

それにもう一つ、これは先日石清水八幡社に書かれていたことですが、

「出ずる月を待つべし、散る花を追うことなかれ」。全くその通りです、月はツキの意味もあります。


前置きが長くなりましたが、この私市には50年以上前に一度来ているはずですが、ほとんど記憶にありません。

たしか会社の新入社員のころ来たと思うのですが、わかりません。池があった位しか記憶にありません。

今日はJRの河内磐船駅から歩きます。

奈良から大和への古道「かいがけ(峡崖)の道」を通ると云うので期待したのですが、

道の状態が良くないとのことで、別ルートの舗装路を上ります。長い上りが続きます。結構きついです。

「八葉蓮華寺」の標識だけ見て通過します。ここ「八葉蓮華寺」には重文の阿弥陀如来立像があるとのことです。

次の「八つ橋」は板橋の歩道で、池の上を歩けるようにしてあります。

ミズバショウは今芽が出ている段階です、「ラクウショウ(落羽松)」という沼杉が紅葉し始めています。

その「気根」が彼方此方に出ていて、ちょっと異様な感じです。

「くろんど池」で昼食にします。後「すいれん池」を通り、尺治川を下ります。

大岩のごろごろある川沿いの急な下り道です。「尺治の翠影」と呼ばれる交野八景だそうです。

掲示も大分古くなっていて、時代を感じます。

京阪私市組と別れて、朝の河内磐船駅に戻ってゴールです。

いつものことながら毎日ウオークは天気に恵まれます。今日もさわやかな秋空の元快適なウオーキングでした。

皆さんも一度参加して見ては如何ですか。楽しいウオーキンググループですよ。


コース      12km     時間

JR河内磐船駅(スタート) - 八葉蓮華寺前 - 八つ橋 - くろんど池(昼食) - 
     9:40            10:40        11:00     11:20-12:10   

すいれん池 - (尺治川沿いを下る) - 私市駅 - JR河内磐船駅(ゴール)
                                        13:45

高槻方面
谷地を上ります
ラクウショウの気根 紅葉の初め
くろんど池 尺治川   古い掲示板
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