堺ツーデーマーチ 平成28年6月4日(土)・5日(日)
久しぶりの堺ツーデーです。
ウオーキングイベントの近畿マーチングリーグは、近畿6府県の11ヶ所で行われています。
小生3周は終わりました、4週目はここの後は、天橋立と加古川が残っています。
表彰は3周の次は5周してからです。
今年から肩の力を抜いて、自然体で行くことにしました。特にこの近畿リーグでは。
と云うことで、今回は30km以上のコースは除外して、20km、20kmとします。
初日は古墳巡りに百舌鳥八幡と土塔です。20km参加者は地元と近隣の県の人達ばかりです。
古墳群は百舌鳥・古市古墳群として世界遺産にと運動中で、観光ボランティアも熱が入っています。
初日
コース 20km 時間
大仙公園(スタート) - いたすけ古墳 - 御廟山古墳 - 百舌鳥八幡宮 - ニサンザイ古墳 -
9:05 9:15 9:35 9:55 10:05
土塔 - 家原大池公園(昼食) - 大鳥大社横 - (熊野街道へ) - 大仙公園(ゴール)
1:45 11:45-12:05 12:25 12:30 13:35
二日目は予報通りの雨の中でのウオーキングです。久しぶりにカッパに傘でのウオーキングです。
コースは堺市の西部の大浜公園、堺灯台、利休屋敷跡の井戸、新しく出来た「さかい利晶の杜」、
ザビエル公園、大和川沿いを遡上して、浅香山浄水場、金岡公園、そして大仙公園でゴールです。
2年程参加していませんでしたが、大分街がきれいになっています。汚かった環濠堀に海水を流したり、
大浜公園で日本一低い山の一等三角点「蘇鉄山」を歩くコースにしていますし、相撲体育館で第90回
全日本学生相撲大会を行っています、そう明治の初め第1回の全日本学生相撲大会もここ大浜公園
です。また今回昔のラジオ塔が復元されていました。これも新しい試みです。
次の堺燈台は日本初の木造燈台です、明治の初め堺の商人達の寄付で造られた燈台です。
その明治の初めここ堺港では悲しい出来事がありました。上陸したフランス兵を港警護の土佐藩士が
殺傷したのです、罪を問われた港警護役の土佐藩士が切腹することとなり、20名がクジ引きで決めら
れたそうです。妙国寺にて、内11名が切腹、残りの人は立会人のフランス兵が気分が悪くなり退席して
しまい、中止となったとのこと。いわゆる「堺事件」です。
妙国寺にはその時の血のり着いたの三宝が保存されています。妙国寺の隣地にはフランス兵と、土佐
藩士の供養塔があります。因みに土佐藩士はその後靖国神社に祀られたそうです。
余分なことを書きました、元に話を戻しましょう。雨も上がりました、利休屋敷跡の井戸を見ます。
以前は敷地内に立ち入れなかったところです、ボランティアの方の説明を聞きます。
次は目の前の昨年建設された「さかい利晶の杜」です、千利休、与謝野晶子関連の品々を展示をしてい
ます。与謝野晶子の歌は天賦の才によるものですね。それに12人の子だくさんに恵まれた人です。
入館料は今回ツーデー参加者は全員無料です、堺の文化ここにありですね。
次の晶子生家跡でも観光ボランティアが丁寧に説明する等、町ぐるみで歓迎しようと云う意欲が感じられ
ました。
これも百舌鳥古市古墳群を世界遺産にしようとして、観光が大事なことと気づかれた結果でしょうね。
過去には無かったことです、もっともっと観光ボランティアの意見が市政に反映されるようになれば、
世界遺産も夢ではないでしょう。
ザビエル公園で昼食としましたが、ここもきれいになっています。
次の堺別院は明治時代の廃藩置県では堺県の県庁だったところで、堺県にはここから奈良の五条まで含
まれていたそうです。
後、大和川へ出て川沿いを歩きます。この大和川もきれいになりました。川沿い浅香公園にも晶子の歌碑
が新しく設置されています。
その後は金岡公園から仁徳天皇陵の東側歩道を歩いて、大仙公園がゴールです。
最後に残念なこと一つ、環濠堀の水が流れるようにしたのは結構なことですが、海水はどうですかね。
淡水魚が住めません。魚の住める水流にした方が良いと思いますが、費用が掛かり過ぎるのでしょうか。
水は流れていましたが濁ったままの水でした。残念ですね、時間がかかるのかも知れません。
二日目
コース 20km 時間
大仙公園(スタート) - (環濠堀へ) - 大浜公園・蘇鉄山 - 旧堺燈台 - 利休屋敷跡の井戸 -
9:05 9:40 10:05 10:20 10:50
さかい利晶の杜 -晶子生家跡 - ザビエル公園(昼食) - 堺別院 - 山口家 - (大和川へ)-
10:55-11:10 11:15 11:20-40 11:55 12:00 12:15
浅香山公園 - 金岡公園 - 仁徳天皇陵 - 大仙公園(ゴール)
12:35 13:00 14:10