源 頼政の道 ウオーク 平成28年5月29日(日)
今日は源の頼政です。
保元・平治の乱後も勝者の側に属し、平清盛のの信頼もあり、武士としては破格の従三位に昇り、
源三位(げんざんみ)と称せられていました。
また歌人としても有名な人です。
1177年、平家と後白河法皇との間が軋み始め、1179年清盛は福原から兵を率いて京都へ、
後白河法皇の院政を停止、1180年高倉天皇を譲位させて3才の安徳天皇を即位させます。
頼政は、その1180年後白河天皇の第三皇子「以仁王(もちひとおう)」と組んで平氏打倒の挙兵を
計画し、諸国の源氏に平氏打倒の令旨を伝えたが、計画が露見し、準備不足のまま挙兵を余儀なくされ、
大津の園城寺で以仁王が挙兵、頼政もそれに駆けつけます。
そこから奈良の興福寺を目指しますが、宇治平等院で追いつかれて頼政は自害、77歳だったとのこと。
その運命に翻弄された人です。文武両道に優れていただけに可哀想な人でしたね。
辞世の歌は、「埋木の花咲くこともなかりしに身のなる果てはあわれなりける」です。
以仁王の挙兵は失敗しましたが、これが源氏の挙兵の始まりとなりました。
今日はその大津の園城寺から宇治まで歩きます。
途中、「頼政橋」、「頼政の道」等があります、宇治平等院の自害の地を垣根越しに見
てJR宇治駅でゴールです。
最後に小雨となりましたが、久しぶりに26kmを歩き、爽快な気分です。
コース 26km 時間
JR大津駅・駅前公園(スタート) - (旧東海道) - 園城寺前 - 小関越 - 井筒八ツ橋 -
9:15 9:25 9:50 10:20 10:50
大宅御所田公園(昼食) - 長尾天満宮・醍醐寺 - 日野薬師 - 黄檗宗万福寺 - (宇治川へ) -
11:30-12:20 13:10 13:45 14:40 15:10
宇治橋 - JR宇治駅(ゴール)
15:30 15:40