仁徳陵と行基さんの足跡を巡る                    平成27年2月1日(日)






先月の12日(月・祝)以来、風邪のため活動は小休止していました。

15日(木)は高齢者大学に行ったのですが、18日(月)近くの医者で見てもらうと「インフルエンザA型」とのこと。

以来自宅で軟禁状態です、熱は下がりましたが、咳が未だ出ます。

じっとしていると、返って体調が悪くなりそうなので、今回そっと参加して様子を見ます。

軟禁状態中に面白い本に出合いました。日本人の起源についてです。

「科学者が読み解く日本建国史」PHP新書です。

遺伝子分析の進歩によって、世界中にいる男性のY遺伝子のハプロタイプが種類別に把握出来るようになって

来ています。

Y遺伝子のゆらぎの状況によって、アフリカから出発した人類がどのあたりから分離したY遺伝子のタイプかも

推測出来るのだそうです。

ネットで調べて見ると、日本人にはDタイプが多くそれもD2タイプが多いとのことです。そのDタイプが多いのは、チベット、

中国雲南省、インド洋のアンダマン島、日本の内でもD2タイプの最も多いのはアイヌ・北海道と沖縄だそうです。

日本人で、次に多いのはO2bタイプで、このタイプの人達は中国大陸経由で列島にやって来たようで、

稲作をもたらした人達のようです。

日本の近くの地域にはD遺伝子は少なく、韓民族はO3とO2bが、台湾ではO1aが、満州族ではO3が多く、

樺太南のニヴフ族C3とPタイプが多いそうです。

日本人のD2タイプの元となるDタイプはアンダマン島の先住民だけとのことです。

但し、人のY遺伝子が外見に影響を及ぼす部分はどの程度か、諸説ありますが、良くわかりません。

それと「山内丸山遺跡の復元」大林組プロジェクトも面白かったです、この縄文人はY遺伝子Dタイプだったようですね。


定刻堺市駅に集合です、ここのサンスクエア堺には以前に会社の「団交」の度に来たところです。今は楽でしょうね。

政府が音頭をとって賃上げを言っていますから。

今日はマスクもせずに歩きます。眼鏡をすると曇ってしまいます。

最初にコース説明があります、マイクに声が乗っていない上に小生耳も悪くよく聞き取れません。

地図によると、とにかくここから津久野まで歩くとのことです。体操をしてスタートします。

先ず、方違神社へ、次の向泉寺跡は行基さんの建てた大寺院の跡です。

大きな仁徳陵を半周してから大阪府立大へ、府立大の構内を昼食場所にさせて貰うのは初めてです。

大野寺跡・土塔は行基が727年に造ったのを再現してあります。華林寺はその行基が母の供養のため建てた寺です。

奈良の大仏さんが、行基の指導の下に造られましたのはご存じの通りです。

小生としては久しぶりに歩いた感じです。これで風邪も少しは吹き飛んだでしょう。


コース        16km         時間

堺市駅前・東雲公園(スタート) - 方違神社 - 向泉寺跡 - 仁徳天皇陵 - (西高野街道) -
     10:15               10:30      10:45     11:10-20                    

大阪府立大(昼食) - 菰池 - 土塔町公園 - 水賀池公園 - 野々宮神社 - (深井花の小道) -
  12:10-50        13:10     13:20-30     13:45        14:05                               

蜂田神社 - 華林寺 - 家原寺 - 津久野駅(ゴール)
 14:30     14:35              15:10      

仁徳陵傍 土塔 土塔 深井花のこみち
華林寺

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