梅の道明寺~葛井寺コース                    平成27年2月22日(日)




毎日ウオークです、今年は来月参加すれば狙い通りの皆勤賞です。

安堂駅近くのリピエールホールで集合です。

この駅初めてです。以前に聞いた大和川付け替え工事の工事前の大和川はここから北へ流れていたそうです。

江戸時代に大和川を付け替えして今の堺へ流しました。ここが分岐点だったようです。

大阪の市内の住民は、鴻池新田等が開拓されて潤ったようですが、堺の住民は今も不満を言っています。

南蛮の大型船も着いた堺港は駄目になってしまい。戦国時代まで鉄砲等の先進工業地帯だった堺商人たちは

大阪の米問屋の大商人にやられてしまいました。

ここのリピエールで、大和川をきれいにしようと云うチラシを見ました。以前より余程きれいな川になりましたが、

地域の地道な活動の結果です、6年連続国の環境基準を下回っています。

そこで、みなさん質問です、ビールコップ一杯流したら、BOD値5mg/ℓにするには水が何リットルいると思いますか。

300ℓのお風呂の水が8杯要るそうです、皆さんコップのビールは飲み干して下さいね。

先ず、大和川を渡って「允恭天皇陵」へ、今日のコースの藤井寺は天皇陵の多いところです。

今古代史の勉強をしているので、やたらと気になります。允恭天皇は仁徳天皇の第四子です。

次は道明寺です、菅原道真の叔母の住んでいた尼寺で、道真の死後その号の道明から名づけられたお寺です。

菅原伝授手習鑑の場に描かれた場所だそうです。

隣の道明寺天満宮は明治の神仏分離されたそうです、さすがに梅林があります。また盆梅展もやっていました。

次は仲津姫皇后陵、応神天皇の后です、横の古室山古墳はその陪塚だそうです。

そして応神天皇陵へ、この地域で最も大きな御陵です。そこに誉田八幡宮があります。昼食はその前で済ませます。

雨は上りましたが、。朝から雨模様のためリーダーはちょっと急いだようです。

午後は日本武尊の白鳥陵、羽を引くように飛び立ったと、羽曳野の名前の由来となった場所です。

仁賢天皇陵そして野中寺へ、聖徳太子建立した寺で、野中寺旧伽藍跡が国史跡なっています。

ここには「お染・久松」の墓があります。

仲哀天皇陵は寄らずに、辛国神社へ、雄略天皇のころ物部氏が祖先を祀ったところで、その同族の辛国連が祭祀の

中心となったため、辛国神社となったとのこです。

隣の葛井寺へ、行基が創建したと云われていますが、境内には藤棚が多いです。

傍の藤井寺駅がゴールでした。結局雨は上りました。


コース        12km       時間

JR安堂駅(スタート) - 允恭天皇陵 - 道明寺 - 仲津姫皇后陵 - 古室山古墳 - 応神天皇陵 -
    10:10           10:40    10:50-11:10    11:30          11:35      11:50       

誉田八幡宮(昼食) - 日本武尊・白鳥陵 - 仁賢天皇陵 - 野中寺 - 辛国神社 - 葛井寺 - 
 12:00-35           13:00           13:20      13:30     14:05      14:15     

近鉄藤井寺駅(ゴール)
  14:30

大和川 允恭天皇陵 道明寺の「志」 盆梅展
梅林にて 仲津姫皇后陵 古室山古墳 応神天皇陵 誉田八幡宮
日本武尊・白鳥陵 仁賢天皇陵 野中寺 お染・久松の墓
右の説明 石棺 辛国神社    葛井寺

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