城下町おだわらツーデーマーチ                   平成25年11月16日(土)・17日(日)






ここもジャパンマーチング・リーグに入っているツーデーウオークです。

今ジャパンマーチング・リーグへ参加しているツーデーウオークは全部で18大会です。

小生は今回でやっと半分の9大会目の参加です。完歩まで先は長いですからゆっくりやりましょう。

とは云え、今回は前々日14日に箕面ハイキングに参加、前日は会社に行って、その夜、夜行バスで移動。

16日朝着いて、ウオーキングですから一寸きついスケジュールでした。

バスはあまり寝られませんが、翌日歩いた後は宿で爆睡しますから心配はしていません。

第一日目は小田原駅から芦ノ湖の元箱根へまたバスで移動してからのスタートです。

芦ノ湖は周辺の木々は紅葉していましたが、湖は霧に覆われて幻想的な雰囲気です。

ただ、やたら観光用の海賊船だけ目立っていました。そう箱根駅伝の優勝校銘板の入ったモニュメントがありました。

出発時間が近づくにつれて霧も晴れ真っ白な富士が姿を見せ始めます。

今日はここ箱根の関所から旧東海道を小田原まで下ります。

唱歌「箱根八里」の曲に送られてスタートです。みなさん覚えています ? 。

「箱根の山は天下嶮、函谷関もものならず、万丈の山、千仭の谷、前にそびえ、しりえにささふ、

雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす、昼なお暗き杉の並木、羊腸の小径は苔なめらか、一夫関に当たるや、万夫も開くなし、

天下に旅する剛気のもののふ、大刀腰に足駄がけ、八里の磐根踏み鳴らす、かくこそありしか往時のもののふ」

箱根の関所では商工会議所から「小田原提灯」のプレゼントです。

当方また余分な行動に、遠見番所なる見張り台に登ります。芦ノ湖がよく見えます。

あとは昼なお暗き杉並木の道へ、これが昔の東海道です。石畳が整備されている箇所もありますが、昔ながらの石畳もあります。

歩きづらいと言ったらありません。滑るし、当方捻挫もちです、捻挫だけしないように慎重に且つ大胆に歩きます。

この道、あの近藤勇も土方歳三も坂本竜馬も何度も歩いた道です。わらじ履きでしょうし、雨も降ったでしょう。

昔の人は今の人よりよっぽど健脚ですね。

でも場所は違うようですがこの坂道あの東洋大の柏原は区間新記録で走って上って来たんです。今の世にも凄い人はいます。

途中「甘酒茶屋」でお茶と甘酒の接待を受けてさらに下ります。

玉簾の滝で、マイナスイオンを沢山貰って小休止、県立生命の星・地球博物館で休憩して昼食とします。

博物館が悪いとはいいませんが、地球博物館を県で運営すると云うのもわかりませんね。

後は小田原城跡公園がゴールです。

一日目、当方としては、よく歩いたと思います。後は宿で爆睡です。


一日目    コース     20km       時間

大阪梅田 = 小田原 = 箱根苑(スタート) ー 箱根関所 ー 旧東海道へ ー 甘酒茶屋 ー 玉簾の滝 ー 
  22:30    5:40-6:30    7:15-9:00        9:15-25     9:50        10:20     12:05-10   

地球博物館(昼食) - 小田原城跡公園(ゴール)
   12:45-55         13:55     

海賊船
朝もやの中
富士山
箱根駅伝

箱根関所
関所
遠見番所から関所
旧街道
富士山

旧街道
旧街道
旧街道
旧街道
旧街道

旧街道
旧街道 掲示 旧街道 玉簾の滝 晶子の歌

湯本

ゴールした人



二日目は二宮尊徳を訪ねる雄大な西部丘陵コースです。

先ずは、小田原城跡公園から西へ、ミカン山の中をダラダラと上ります、石垣山の頂点へ、あの秀吉の小田原城攻めのときの一夜城と云われる

石垣城です。ここでもまた小生の好奇心の旺盛な悪いクセです、皆が通過する本丸跡に登って見ます。上から見ると小田原城はずっと下に

見えます。そうここは262m、小田原城は海からそう上ってはいません。高低差250m距離3kmです。

ここで、ドンチャン騒ぎをしながら降参する北条早雲を100日も待ったのですから、その維持費を秀吉はどうしたのでしょうかね。

やっぱり天下取りをする人は違いますね。

ここまで、石垣の多いミカン畑でしたが、ひょっとしたらあの秀吉が連れてきた石垣集団「穴太衆」の影響ではないかと思ったりします。

ここから下りに入り早川石丁場へ、ところどころに石が放置されています。そう石垣城へ切り出しした石です。同じようなことがあの小豆島に

大坂城築城のため切り出して放置された石がありました。そう何人かが死傷してあきらめたと云われる石もありました。ここのもそうでしょうかね。

あと、昨日の県立命の星・地球博物館まで、石垣が続きます、これもあの「穴太衆」の影響では?。

アップダウンしながら、「わんぱくランド」、小田原フラワーガーデン、おだわら諏訪の原公園と続き、尊徳記念館へ、やっと真っ白な富士山が見えます。

尊徳記念館で、生家を見ますが、記念館は節電のため電気を切っていますの掲示があります、見たかったのですが残念です。

でも本日のウオーク参加者は入館無料とのことでしたのに、これも尊徳嫌いの職員の方たちのささやかな抵抗でしょうかね。

あと酒匂川を下って小田原市内へ、小田原城の手前でちょっと上りがありましたが、無事にゴールしました。

当方はそのあとその小田原城の天守閣へ登ります。あの石垣城も相模湾もよく見えます。

そうこの城には「イヌマキ」と「ビャクシン」の大木がありました。樹齢はわかりませんが、600年以上は経っているようです。

あの北条早雲も愛でたのではと思い感慨深いものがありました。


二日目   コース        30km        時間

小田原城跡公園(スタート) - 石垣城へ - 本丸跡 - 下りへ - 地球博物館 - 小田原フラワーガーデン - おだわら諏訪の原公園 - 
    8:15              9:10       9:20      9:25      9:55           11:30              11:350     

二宮尊徳記念館(昼食) - (酒匂川堤防道) - 小田原城跡公園(ゴール)
   12:25-35                          14:30            


小田原攻め
イヌマキ イヌマキ ビャクシン ビャクシン

おだわら君
石垣山へ
中腹から
石垣城 一夜城

石垣城から小田原城
巧な石積
放置された石

地球博物館

石垣積は巧です

大山と丹沢山系
尊徳生家
尊徳像
尊徳のこと
尊徳の教え

富士山
酒匂川堰堤
ゴール
小田原城

小田原城から石垣城方向

小田原市街
   おまけ

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