山の辺の道コース                           平成25年10月26日(土)







毎日ウオークです、今年は皆勤賞もあきらめていますが、参加します。

もう何度も歩いた山の辺の道です、でもいい道です。

久しぶりに歩くと忘れていることばかりです。いい加減ですね。

桜井から天理までを歩きます、昨日まで来るか来ないか心配されました27号台風は

かなり南で北東に向きを変え関東の南方を通過するコースとなり、今日は晴れそうです。

道も昨日までの雨で、若干ぬかるみが残っていますが大丈夫です。

今日は無人販売で、柿の購入予定のため、リュックは弁当だけ入れてスペースを確保しての参加です。

いきなり関西・大阪歩け歩け協会員から、継続申し込みの礼を云われます、丁寧に有難いことです。

いつものように、体操をしてスタートします。

先ず、泊瀬川沿いの仏教伝来の地の碑へ。西暦552年いまから1500年程前に百済から伝えられたとき、

使節の方達を迎えたのはこの地ではないかと云われています。

大阪湾から大和川そしてこの泊瀬川経由して上陸したものと思われます。

次は金谷の石仏です。平安時代のものだそうです。

大神神社はご神体が三輪山です、この三輪山も関西百名に入っていますので、いずれ登る予定の山です。

玄賓庵(げんびあん)、今昔物語にも登場する有名な高僧の住んでいたところだそうです。続いて檜原神社へ、

ここで、先生の説明があります、皆さん下ばかり見て歩かずに上も見て下さい、三輪山の奥にもう一つ山が見えたでしょ、

巻向山です、「巻向の三輪山」と云われていたのですよ。とのこと。

檜原神社は祭神は天照大神で、伊勢に移る前の宮のあったところで、「元伊勢」と呼ばれるそうです。

「元伊勢」とは天橋立の「元伊勢籠」神社もそう呼ばれていました、よくわかりませんね。

景行天皇陵、崇神天皇陵と続き、「トレイル青垣」で昼食です。

きれいな施設です、大分以前からあったそうですが知りませんでした。

休憩時間中に長岳寺へ、本堂で狩野山楽筆の「大地獄絵」が公開中とのことで、拝見させて貰います。

掛け軸で全9幅でしたが立派なものでした。

午前中快調だった先頭集団も、午後は柿や野菜の無人販売がある度にブレーキがかかります。

皆しっかり袋物を準備して来ています。

次は夜都伎(やつぎ)神社前を左折、天理観光農園から上り坂がきつくなります。

越えて内山」永久寺跡の堂池前で、先生のお話です。

昔後醍醐天皇が吉野に逃れるとき、ここで追手に気づかれないため馬のイナナキを抑えるために首を切ったところ、

その後この池に草を食べる魚(=馬魚うまうお)が住むようになったと云われています。とのことです。

その魚が移植されているのが石上神社の池にいるワタカだそうです。

この魚、淀川で絶滅危惧種と云われている「イタセンパラ」らしいです。。

その石上神社は昔物部氏の氏神で、朝廷の武器庫があり、物部氏がそれを守っていたのだそうです。

あとは真っ直ぐ商店街を天理駅へ、今日は天理教で催しがあるようで、商店街は全国から来た天理教の法被を着た信者達

でいっぱいです。久しぶりで元気な商店街をみました。

今日は16km、それに目当ての柿をリュックに詰めたので、大分疲れました。


コース         16km       時間

桜井駅(スタート) ー 「仏教伝来の地」の碑 ー 金谷の石仏 ー 大神神社 ー 玄賓庵 ー 檜原神社 ー 
   9:40             10:10          10:20       10:25-35     10:55    11:00-10    

トレイル青垣(昼食) ー 夜都伎神社 ー 天理観光農園 ー 内山永久寺跡 ー 石上神社 ー 天理駅(ゴール)
  12:00-45         13:30                    14:00-05      14:15-25     15:00  

対岸仏教伝来地 説明 金谷の石仏 石仏 大神神社手前
大神神社 菊の展示 檜原神社 神社から二上山 大和青垣
快適な道 長岳寺 夜都伎神社 鈴なりの柿 永久寺跡
永久寺堂池 石上神社神鶏 石上神社 神鶏

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