迷岳         1309.1m          平成25年5月18日(土)





迷岳です、人生は迷いの続きです。

この大台ヶ原の南の三重県側からの山はアプローチが長くてこの大阪からでは遠いです。

朝早く梅田を出発しますが、登山口は10時です。オマケに行程が長いです。

池木屋山もそうでしたが、登山行程も長いです。

関西百名山に入っていますが、迷岳は中級クラスと書いてありました。

梅田7時に集合です、早いです。遠い人は大変ですね。定刻皆さん集まっています。

皆さん元気です。総勢17名ガイド入れて19名です。男性にも若い人がいます。

こう云うツアーだと年寄りばかりそれに女性の方が多いのですが、今回は男性の方が多いです。

判りました、コースが違います、このツアーは上級クラスです。北アルプスの雪山経験者も参加しています。

事前にチャンと募集チラシを確認しなければ駄目ですね。

登山口からいきなり急登です、やっと尾根道へ出た後は今度は岩山です。

小生のような手足の短い人間には大変です。皆が足を掛ける位置が違いますし、掴る木の根っこの位置も違い、

人一倍苦労させられます。必然的に遅れます。遅れてもガイドは気にせずにと云うのですが、

後ろの人に迷惑を掛けるのではないかと思い焦ります。

前の人について行こうとするのですが、いつの間にか前の人から離されます。当方が遅いのですから仕方ありません。

我慢々々です。最近我ながら我慢強くなったと思います。

今や会社でも話しかけて来る人もいません、と云ってもこちらから話しかけることもありませんしね。

人の一生はどれだけ我慢出来たかだと思っています。

途中のバスの中ではテープの幸田露伴のひ孫「青木なお」さんの話を聞きました。

江戸時代それも明治直前の武士の家庭の教育の話しです。

しつけ   3つ (3歳までにしつけを終わる)
言の葉   6つ (6歳までに公式の場で人様に挨拶が出来るようにする)
ふみ    9つ (9歳までに文章を書いたり、読んだり出来るようにする)
ことわり  12  (12歳までに世の中のしくみを理解させる)
元服    15  (15歳で一人前の成人とみなす、武士は自己責任の切腹の作法も教える)

当時の武士の家庭では子育ては15歳で終わりでした。

維新の志士達が20〜30歳で凄い働きをしていたのは当然だったのです。今の人達とは違いますね。

このコース小生途中で2・3度足がツリました、こんなことは初めてです。

ひとつは体重が2kgほど半年前より増加しているせいでしょうか。減量に頑張りましょう。

シャクナゲとシロヤシオを期待してこの山に来たのですが、シャクナゲは今年は裏年、それに時期も過ぎています。

シロヤシオは遠くには見えましたが、近くにはありませんでした。

そう、最近木の名前を間違ってばかりです。高取城ウオークでのブラシ状の花は桜の「ウワズミザクラ」でしたし、

有馬富士眺望ウオークでのエゴノキと思った花は関西では珍しい「ナツグミ」の花だったようです。

皆さんに間違った名前をお知らせしてごめんなさい。


コース     1309.1m        時間


梅田 = 針テラス = 飯高町波瀬 = 登山口(240m) − 尾根道へ(630m) − 飯盛山北ピーク(809m) − 飯盛山(930m)  ー 
7:15    8:10-30     9:30-40      10:10          11:05-10        11:40              12:25-30    


1079m北肩コル − 迷岳山頂(1309.1m)  ー 1079m北肩コル ー 林道出合い − 登山口(240m) = 香肌の湯スメール = 梅田 
 13:20-25        14:00-10          14:40-45        16:10-15      16:50        16:55-18:00      20:35 

スタート 急登です 尾根です 今度は岩です 飯盛山北ピーク

岩登り
続く 飯盛山 シャクナゲ
まだ登ります
霧の山頂 下り 1079m北肩コル 落雷跡 下から飯盛山