淡墨桜浪漫ウオーク             平成25年3月16日(土)・17日(日)






昨年参加の予定をしたのですが、当方の体調が悪く断念したツーデーウオークです。

このウオーク売り物は12時間60kmのウオークです。

平均時速5kmで12時間ですが、食事の時間、トイレの時間、休憩時間を考慮しなければなりません。

過去の自分の経験では、40kmでも8時間をオーバーして歩いています。それでは駄目です。

緊張感を持って歩かなければ、私には不可能な感じです。

途中、キョロキョロしながら、いい景色があれば写真を撮ったりしますから遅いスピードがなお遅くなります。

とにかく、スタートの真清田神社へ急ぎます。もう沢山集まっています、4〜5百名ですかね。

何度も参加している人、今にも走り出そうと云うスタイルの人、よし歩くぞうと云う感じの人ばかりです。

当方のように完歩出来るかどうかと不安ですと云う人はいません。

神社の宮司から沿線の樽見鉄道は赤字路線です、途中遠慮せずに電車も使って下さい、との温かい

言葉もありましたが、ここまで来て、電車は意地でも使えませんね。

計算上では、トラブルさえ無ければ平均 5.5km/時で歩けば1時間休憩をしても12時間で完歩できます。

ウオーキングのベテランになると 平均 6.2km/時 で40km以上を歩きますが、当方はそうは行きません。

与えられたDNAが違います、自分は自分です。自分の歩きをしましょう。

と云うことで、体操をして定刻スタートです。先ずは籠守勝手(こもりかって)神社です。朝食の弁当を受け取ります。

ここで予定外の時間がかかります。トイレで順番待ちです。あせらず待ちます、先は長いです。

今回のコース、10km単位では距離表示してくれているのですが、途中ではわかりません。

今後歩く人の参考になればと時間は小まめに記録しました、でも大分遅いですからあまり参考にはならないかも。

光明寺公園球技場で朝の食事をして、早々に出立します、木曽川の堰堤であと50kmの表示です。

橋を渡ってさらに西へ、正面方向が伊吹山です。長良川に出ると対岸に小さなお城が見えます。

墨俣一夜城です、もちろん今のは最近造ったものです。ここで残り40kmです。残ったおにぎりの一つを食べて、

忙しく出発します。

瑞穂市民センター、北方町庁を過ぎるとよく手入れされた柿畑が続きます。柿の産地です。30km表示があります。

ハーフで、時間はスタートから6時間一寸手前です、このペースを落とさ無ければ12時間以内は可能です。

富有柿センターが最初のチェックポイントです、ここで予備食のパンを食べて再スタートです。あまりゆっくり出来ません。

焼き物の古田織部の祐国寺を過ぎてひたすら歩きます、織部の里と呼ばれています。

あと木知原(こちぼら)ポケットパークも休まず通過します。

大きく右折して上るところで、残り20kmの表示です。あと4時間あります大丈夫です。

鍋原(なべら)駅通過、残り10kmの表示も通過して、日当(ひなた)大橋を渡って橋の下を大きく廻って左へ、

日当代官所跡を見て、日当駅がチェックポイントです、残り8kmです。

途中地域の人達によるお茶のお接待を受けて生気を取り戻します。

高尾駅の表示を過ぎて、断層観察館のチェックポイントでは私達が遅いのでスタッフが通りに立って待っています。

ここであと3kmと聞いて、小休憩です、最後のパンを口に押し込んで再スタートします。

赤い開運橋を渡って、残り1kmの表示。未だ25分あります。

ここで子供を含めた一家4人総出の「ガンバレ・ガンバレ」の声援に元気を貰います。

つり橋に入ると照明が準備されています。最後の淡墨桜への急坂で一人立ち止まっています、気持ちはよく分かりますが、

ゴールまであと7〜80mです。頑張りましょう。

制限時間11分前にゴールへ滑り込みます。あたりは暗くなって来ましたが、予定通りの時刻でゴールが出来たので良かったです。

ベテランのウオーカーは笑うでしょうが、これが私のゴール時刻でした。

休憩時間を除くと11時間12分 歩きは平均 5.36km/時 でした。

このあと、宿舎の旅館まで見知らぬ町の暗い道を地図を片手に歩きで到着、やっと今日の私のウオーキングは終わりです。


第一日目     60km    時間   カッコ内は計画で予定していた時刻    (CP)はチェックポイント

真清田神社(スタート) − 籠守勝手神社 − 光明寺公園球技場(朝食) − 50km表示 − 名鉄木曽川堤駅 −
    6:30            7:30-36         7:58-8:05            8:23(8:30)          8:31       

鉄橋を渡る − 墨俣一夜城(40km) − 瑞穂市民センター − 北方町庁 − 30km表示 − 富有柿センター(CP) −
  8:47        10:24-29(10:22)       11:02          12:07     12:19(12:22)       13:02-11

祐国寺 − 木知原(こちぼら)ポケットパーク − 右折して上りへ(20km) − 鍋原(なべら)駅 − 圓勝寺看板 − 
 13:50        14:19                 14:28(14:20)         15:48           16:10  

10km表示 − 日当大橋 − 日当代官所跡 − 日当駅(CP)  − (お茶のお接待) − 高尾駅表示 − 断層観察館(CP) −
16:18(16:20)    16:25       16:36        16:40-43        (0:03)         17:22         17:42-46 

水鳥(みどり)駅表示 − 赤い開運橋 − 1kmの表示 − つり橋 − 淡墨公園(ゴール)
     17:49          17:58       18:05       18:09     18:19(18:19)          


真清田神社
スタート前 籠守勝手神社 見えます?伊吹山 光明寺公園球技場
木曽川50km表示 墨俣一夜城 墨俣宿 墨俣一夜城 秀吉の歌
瑞穂市民センター 北方町庁 春日神社 30km表示 一面 富有柿畑
富有柿センター 祐国寺 根尾川 木知原ポケットパーク 20km表示
根尾の里 根尾川 鍋原駅 圓勝寺看板 日当大橋
日当代官所跡 高尾駅 断層観察館 根尾谷断層 水鳥駅表示
残り1km つり橋 ゴール
刺繍のゼッケン



二日目は短い距離にします。昨夜宿のお風呂で足がツリました、すぐに治りましたが、初めてのことでビックリしました。

疲れですかね。

昨日のように時間を意識すると、こころにゆとりの無いウオーキングになってしまい、楽しくありません。

私の思っているウオーキングとは違います。今日はマイペースでゆっくり歩きます。

途中で畑仕事をしている人に雪の山々を確認します。奥の真っ白な山が能郷白山とのことです。

杉の植林地帯を歩きますが、不思議ですね。杉林の中には残雪が全くありません。

それに何故にこんな山の中にスサノオ神社があるのでしょうか。

継体天皇のお手植えの桜と云われる淡墨桜ですが、何故にこんな山の中の人が天皇になったのでしょうか。

わかりませんね、不思議なことばかりです。

長嶺の大杉は樹齢800年〜900年とか、樹齢1500年の淡墨桜と云いこの地域にはとても長寿の樹木がありますね。

早春の根尾の里はいいですね。快適なウオーキングが出来ました。

この二日とも晴天に恵まれ良かったです。

またまた失敗です。ちゃんと時刻表を入れてくれているのにチェック不足です、うすずみ温泉の道の駅で時間をつぶし過ぎました。

ゴールの駅で電車を1時間以上待ちます。反省・反省です。


第二日目    12km    時間

樽見駅(スタート) − 淡墨公園 − 春日神社 − スサノオ神社・長嶺の大杉 − うすずみ温泉 − 樽見駅(ゴール)
   8:55          9:04        9:21         10:20-29           10:49-11:20      12:20              


淡墨桜
アセビ
前を行く人
大井の殿屋敷史跡 残雪とウオーカー
奥の山が能郷白山 左端に能郷白山 長嶺の大杉 大杉 雪山
樽見駅のスタッフ