嵯峨野哀話の里ウオーク 平成24年3月25日(日)
源氏と平家シリーズのそのAです。
嵯峨野には悲しい話が多いですね。平家物語はこれでもかと続けます。
今回はJR花園駅からスタートします。
先ずは駅から西へ進みます、常盤から少し南へ、源光寺です。常盤御前の出生地で、常盤御前のお墓も
あります、義経の母で清盛の愛人となって義経を助けます。悲しいですね。
そこから更に西へ、途中から北上して、遍照寺を経由して広沢池へ、ここで今回は語り部の登場です。
またしても小雨になりました、昼食は我慢してコースの大覚寺へ、清涼寺でやっと雨が止んで、昼食タイムと
します。年配者はいいですね、同じ長椅子に同席の挨拶をすると、出発前にチャント挨拶して席を立ちます。
若者とは違います。先日も電車の入口付近にたむろして声高に話す卒業旅行らしき若者達を見ていると、
この金持ちの若者のために私たち高齢者の年金を減らすのかなと思いました。
ここからは祇王寺・滝口寺へ、祇王寺は何度も行きましたが、その上にある滝口寺は初めてです。
小説「滝口入道」は男の愛の話です、若い時読んで人を好きになってもここまでは出来ないと思いました。
嵯峨野哀話といえば祇王寺です、いつ来てもいいところです。
次の大河内山荘もいいですし、ここから天竜寺の間の竹林もいいですね。
それに「小督塚」涙を誘いますね、あれは何故に「黒田節」の2番にあるのでしょうか。
平家物語のことです、小督を探し当てるときの話です。
「峰の嵐か 松風か 尋ぬる人の琴の音か 駒ひきとめて 聞くほどに 爪音しるき 想夫恋」
その琴聞き橋も渡月橋の傍にあります。
最後の法輪寺は十三まいりの人がたくさんいました。下りて渡月橋の前が今日のゴールです。
コース 12km 時間
JR花園駅(スタート) − 源光寺 − 遍照寺 − 広沢池 − 清涼寺(昼食) − 滝口寺 − 祇王寺 −
10:15 10:50 11:15 11:20-25 12:00-15
12:25 12:30-35
二尊院前 − 落柿舎前 − 常寂光寺前 − 小督塚 − 渡月橋 − 法輪寺 − 渡月橋(ゴール)
12:40 12:45 12:45 13:10 13:10-15 13:15-20 13:25