三岳・小金岳       793m             平成23年11月16日(水)



久しぶりにウイークデイの登山です。関西百名山に入っています。

定刻梅田駅に集合、ガイドを入れて総勢12名。さすがに参加者は高齢者が多いです。

今日は天気が良さそう、快適な山行きを期待しましよう。

高速を降りて丹波篠山城址公園でトイレ休憩して、登山口へ。

火打石(ひうちわん)の最終バス停のところから三岳を目指します。

ここも山岳仏教の一勢力をもっていたところとのことで、義経が吉野からのがれ日本海側を平泉を目指す際に、

山伏姿の旅装を調えたのはここ三岳の山伏集団の協力によるといわれています。

途中鳥居堂とか大岳寺の跡ありますが、熊野の山伏集団との争いに敗れて焼失したとのことです。

三岳の名前も、何かに遠慮したかのようで、昔は御岳とか御嶽とかの字も当てられていたようです。

山伏も宗教を信奉しているのでしょうに、戦いをするとはよく分からないですね。一概に信長の比叡山焼き討ちを批判できませんね。

三岳の山頂にはNTTの施設でしょうか、構築物が築かれ、興なしにされてしまっていますし、山頂傍の行者小屋には

隅にビールやジュースの空き缶が積まれています。登山道の快適さと対照的です。

小金岳方向の大タワへ階段道を一挙に下ります。下りは速いです。

大タワから小金岳を目指してまた登ります。こちらは岩が多くて、多紀アルプスと呼ばれるように、鎖場があります。

鎖は真新しくしっかりしています。スリルはありました。

小金岳山頂は展望もいいのですが、山頂の標識がありません、辺りを探してみましたが、見当たりません。

ガイドも一緒に探しましたが、どうしたのでしょうか。

下山後は風呂に入ってバスへ、梅田には予定より早く帰着できました。


コース             時間

梅田 = 篠山城址(小休止) = 火打石(スタート) − 尾根道へ − 鳥居堂跡 − 大岳寺跡 − 
 8:30    9:55-10:00          10:20         10:50       11:10      11:35     

三岳山頂(793m)・行者堂跡(昼食) − 大タワ − 小金岳山頂(725m) − 大タワ = ささ山荘(入浴) = 梅田
   12:10-30                13:05-10     14:00-15        15:00    15:20-16:25     18:25


三岳

熊対策しています

鳥居堂跡

快適な道です

喧嘩の説明

山頂傍の行者小屋

三岳山頂

山頂から北方向

山頂から六甲方向

快適な山道です

見えるのは小金岳

手前が火打石

大タワから三岳を

小金岳

途中の岩峰

小金岳から三岳
小金岳山頂
小金岳への岩峰

慎重に