越後長岡ツーデーマーチ             平成23年9月10日(土)・11日(日)
山古志&良寛ウオーク





先週の3日・4日の日光ツーデーは台風のため急遽中止となり、9月初のツーデー参加です。

そうです、ここ山古志は7年前大地震に襲われたところです。

あのときテレビで見てニシキ鯉とコシヒカリが印象に残っていますが、一度は来てみたいと思っていたところです。

覚えていますか、岩の間から4日ぶりに助けられた男の子の感動シーン。

まずは長岡駅から山古志までバスで30分の移動です。

今回の東日本大震災の避難者をここ山古志は率先して受け入れています。

今回ツーデーウオークにも7名の方が参加しています。

スタート前山古志小学校の皆さんの歓迎の挨拶と合唱、それに7年前の中越大地震へ全国から寄せられた支援に

対しての「ありがとう」の合唱がありました。小生歳のせいか涙もろくなっています。

初日は20kmコース山古志中山隧道コースとしました。

今日は事前の天気予報とは大違い、晴天で33度まで上がります。

まさかの熱中症が心配です。オマケに予想もしない坂道です、ダウン寸前の様相です。

ペースを落として粘ります。それにしても暑いです。

中山隧道はこの小松倉の住民が農閑期だけのツルハシで始めたトンネル工事、なに自分の代で出来なければ

子供の代にそれでも出来なければ孫が掘り進めればいいと云う住民の強烈な熱意で始められた工事です。

5年の戦争中断を含め16年がかりです。「その熱意やよし」です。

随道の高さ6尺幅4尺(180×120) 距離約8丁(900m)です。

そう「成せば成る成さねば成らぬ 何ごとも成せぬは人の成さぬなりけり」ですね。

今は傍に立派な自動車用トンネルが出来ています。

それにここ山古志、珍しいことにセイタカアワダチソウがどこにもありません、ススキが元気です。

これも日本の原風景を思わせ、子供の頃の田舎の景色とダブリ、なお郷愁を誘います。

でも高台から見れば地震の爪跡がはっきり残っています。

二日目は長岡駅から寺泊までバスで1時間移動してのスタートです。帰りの時間を考えて10km寺泊シーサイドコースとします。

最初の西生寺の見学が時間を取りそうとのことです。良寛さんの五合庵にも行きたかったのですが、またにしましょう。

西生寺では日本最古の即身仏(ミイラ)が見られます。でもよくは見えません。

640年前1363年の弘智法印と云う鎌倉時代の人です。

西生寺のご本尊は三重構造の阿弥陀仏で、体内内仏は一寸八分の純金仏とのことですが、阿弥陀仏は12年に一回

ネズミ年だけにご開帳されます。

ここ西生寺には田中角栄さんもよく来られていたとか。ここは新潟ですから。


初日

コース      20km     時間

新大阪 =(急行きたぐに)= 長岡駅 =(バス)= 山古志支所(スタート) − (中山隧道) − 昼食ポイント(昼食) −
 23:32               7:14-45          8:15-9:45                       12:10-20      

山古志支所(ゴール)
    13:55


一番乗りです

小学生の
「ありがとう」

すすき

田舎です

田舎です

のんびり

かかしのコンテスト

坂道がきつい

中山随道入口

中山隧道出口

すすき

説明板

中越地震の跡


二日目

コース     10km     時間

 長岡駅 = 寺泊(スタート) − 西生寺(見学) − チェックポイント − 寺泊(ゴール)  =  長岡駅 = 金沢 = 新大阪
7:45-8:10    9:10-40        10:10-50        11:50         12:25-30    13:30-56              



寺泊スタート地点

スタートします

西生寺宝物堂

西生寺

弘智法印堂

本堂

入口

日本海

防風林と田んぼ

つゆくさ

防風林の中道

英彦山中腹に
西生寺

寺泊ゴール