花菖蒲と枚方の公園コース              平成23年6月18日(土)





毎日ウオーク今年度3回目です、今年こそは皆勤賞狙いでの参加です。

来年の3月の表彰を楽しみにして下さい。

今回の集合は京阪枚方市駅です、ここは駅前に枚方市役所があり、周辺に公的機関が集まっています。

この駅はいつも通過していて降りるのは初めてです。

雨のため、駅舎の2階で体操をして出発します、先ず百済王神社へ、ここ百済寺の史跡でもあります。

ここで、先生のお話です、「白村江(はくすきのえ)の戦い」の話からです、昔習いました、韓国への出兵の話です。

6世紀から7世紀ごろ、朝鮮半島には高句麗(こうくり)、百済(くだら)、新羅(しらぎ)の3ヶ国がありました。

唐は新羅と百済攻略をはかります、百済は倭国に救援を求めますが、660年唐・新羅連合軍に百済は敗れます。

百済再興を目指す百済遺民達は倭に逃れます、倭国は兵を挙げて、倭国・百済連合軍は唐・新羅連合軍と白村江で

対峙します、これが白村江の戦いです、663年海戦も陸戦も倭国・百済連合軍の負けとなります。

百済の直系王子が日本に亡命して、百済王氏(くだらのこにきし)の姓を賜り曾孫の敬福が河内守に任じられ、

一族の氏寺として、百済寺を、氏神として百済神社を造営したと云われています。

そのずっと前4世紀末の応神天皇のころに朝鮮半島から王仁(わに)という方が日本に論語10巻と千字文を持参し、

漢字と論語を教えたと云われていて、その墓が伝王仁墓とよばれるものです。

それまで文字の無かった日本に文字や論語を教えてもらったのはこの人たちによってです。

日本文化は中国からですが、その文物は殆ど朝鮮半島の国々を経て日本に来ています、経てとはその人たちに教えて

貰ってということです、そうこの朝鮮の人たちに感謝しなくてはいけません。

次は車塚古墳、河内の豪族の墓、を見て、山田池で菖蒲園をゆっくり見学しました。


コース       13km      時間


枚方市駅(スタート) − 百済王神社 − 牧野車塚古墳 − 山田池菖蒲園(昼食) − 王仁公園 − 
   9:30-40         10:05-15    11:00-11:10       12:05-13:00        13:40    


伝王仁墓   − JR長尾駅(ゴール)
13:55-14:00      14:10      



駅前に市役所

百済神社

百済寺史跡

説明板

牧野車塚古墳

説明板

墳墓の円と方の間

車塚古墳

あとは菖蒲園

睡蓮

オモダカ

アジサイ

説明板

説明板

伝王仁墓

伝王仁墓

説明板

論語

千字文