三十三間堂無料拝観ウオーク         平成22年3月3日(水)






京都府ウオーキング協会の主催のウオーキングです。

いいタイミングで行ってくれています。ありがたいことです。

新大阪に行くと京都行き新快速が80分遅れで運転しています、尼崎でトラブルがあったとか、当方来た新快速に

乗り込みます。遅れているのは、遅れたなりに運転するものだと勝手に思い込んでいましたが、そうはなりません。

高槻からは各駅停車に変更されました、後から来る普通電車はここ高槻で次々と運転打ち切りになります。

こんなとき指令している人は大変ですね、航空管制官みたいにあれこれ考えながら、電車をやりくりしています。


何番目かの各駅停車の普通電車の後、やっと新快速が来て乗り込みます、なんとか定刻までには京都駅着きました。

ここからはいつものようにウオーキングのスタートです。

京都駅の地下を南へ出て西へ向かいます、「東寺」に着きます、ここは弘法大師の真言密教の総本山です。

そういえば、「初弘法」とか「終い弘法」とかよく話題になるのはここです。

今の建物は15世紀のもので、講堂、金堂、五重の塔とも国宝です、塔内の仏像も今日は公開していたのですが、

時間がありません。見てもよく分からないからいいことにしましょう。

一つだけ、ここの五重の塔は高さ57mで、国内でもっとも高い五重の塔とのこと。

ここから今度は東へ、「南烏丸児童公園」でコンビニの「おにぎり」で昼食とします、コンビニには助けられます。

東福寺駅を北へ、三十三間堂を目指します。三十三間堂では、うまいこと瀬戸内寂聴さんのお話が聞けました。

ありがたいことです、1時間お上手です、飽きさせません。51歳で出家して今88歳とのことで、未だに戒律が守れないと

云いつつ、懺悔すれば仏様は許してくれます、仏教の教えはすべてを許す慈悲のこころですとのことです。

またいい時があれば、悪い時もあるものですよ、うまく行かないと心配することはありません。

歳のことは考えないようにしています、歳だなと思ったときに歳をとるのです。

こちらもそう考えて行きましょう。

三十三間堂は無料開放されていました、1001体の千手観音像と千手観音坐像、28部衆立像、風神・雷神像と

以前は写真撮影禁止はそれ程厳しくなかったと思うのですが、残念写真なしです。

本日参加者  463名


コース     10km    時間

京都駅(スタート) − 東寺 − 南烏丸児童公園(昼食) − 三十三間堂(寂聴さん) − 京都駅(ゴール)
   10:10       10:40-50   11:20-12:00          12:40-14:10           14:40     

東寺へ
金堂、講堂とも国宝です
五重の塔
三十三間堂
梅満開
寂聴さんの法話
88歳、元気です