小野小町百夜通いの道               平成21年8月23日(日)




刺激的なタイトルです、なにでも深草の少将の申出に小野小町は百日通ってきたら契りを結ぶ約束をしたのですが、

深草の少将は99日目の大雪の夜亡くなったと云われることからの話です。

集合場所はJR藤森駅です、駅から藤森神社へ、若い人も沢山います、ところがなんとその若者は皆近くの京都教育大学へ、

今日は日曜日なのですが、なにかあるのでしょうね。 おばさんおじさんだけが藤森神社に集まります。

ここは勝負(菖蒲)の神様です、馬の曲乗りの行事も有名とのこと。

境内には、蒙古来襲時の蒙古人の物を納めたと云う石碑もありますし、石の鳥居には1710年代の文字があるとか、

元々歴史の古い神社です。

いつものように体操をしてスタートします。先ずは深草の少将居宅のあったと云われる欣淨寺(ごんじょうじ)へ、

そこから小野小町の居宅と云われる随心院を目指します。途中醍醐寺を通ります、醍醐と云えば秀吉の醍醐の花見です、

桜の名所だったのでしょうね。

随心院には、小町ゆかりの化粧の井戸、ラブレターを埋めた文塚がありますが、史実の程は判らないようです。

勧修寺公園で昼食とします、丁度小学生のソフトボール大会真っ最中でした。

後はJR山科駅を目指して、ひたすら歩きます。皆何かに取り憑かれたように歩きます。

小野小町が、冷たい人でなければ、深草の少将は今のストーカーなのか、その心情この憑かれたように歩く皆にも通じる

ように思うと、深草の少将が哀れに見えます。もっと視野広くして生きたいものですね。

いみじくも今日、同じウオーキングの女性が、歩いていると結構意地になります、と言っていました。そうかも知れません。

本日参加者 239名



コース     16km      時間

藤森神社(スタート) − 欣淨寺 − 東古御香公園 − 折戸公園 ー 醍醐寺三宝院 − 随心院 − 勧修寺公園(昼食) −
    9:20          9:35-40     10:05-15    10:50-11:00    11:10       11:35-40      12:00-50      


東野公園 − JR山科(ゴール)
13:10-15     13:50      


藤森神社
欣淨(ごんじょう)寺の井戸
通う深草百夜(ももよ)の情(なさけ)小町恋しの涙の水が今も湧き出す欣淨寺
小町の塚と深草の少将の塚
竹の下道(1)
竹の下道(2)
醍醐寺三宝院は工事中
随心院の文塚の案内
随心院の文塚の碑
小町供養塔、可愛いです
小町化粧の井戸の案内
小町化粧の井戸なるもの