尼崎から大野川緑道       平成21年6月14日(日)








毎日ウオーク今年度3回目のウオークです。

以前に一度大野川緑道は歩きました、その時の印象は街中にこんないい散歩道があるこの近くの人達が羨ましく

思いました。自転車の町である「堺市」は、この緑道を見習って欲しいですね、エコの街は積極的になって欲しいです。

定刻「阪神尼崎」駅へ、独身のころ遊んだ街です、色々思い出します。この駅前は大きな公園だったと思いますが、

全く様変りしています、綺麗な街となっています。

先ずは南へ、尼崎城跡から、櫻井神社へ。全く知りませんでした、尼崎城主は櫻井氏であり三河から移住したとのこと、

この傍の佃の漁民は、本能寺の変のとき堺にいた家康を江戸へ送り届けることに尽力し、その功で江戸へ移住を

命じられ江戸佃島に移住、尼崎での佃煮を江戸で始めたため、佃煮が全国に広まったのだとか。

また、尼崎の旧藩主櫻井氏は、博愛の精神を大いに発揮され、それが世界赤十字社に認められ、そのことが日本

赤十字社の誕生の元となったと云われています。

また、この大物の浦では、頼朝に追われた義経が九州へ逃げようと船出したが神戸の六甲からの悪風に吹き戻されて

大阪住吉に漂着止む無く、吉野へ逃げたのだとの先生の説明も聞きます。

出来島大橋を渡って阪神工業地帯に入ります。歩くのに快適な環境とは云いがたいですが、都会のウオーキングでは、

仕方ありませんね、西島水門で淀川に出て、なお海を目指します、途中、後ろからあの大橋は何と云うのですかの声、

見ると高速道路湾岸線です、大阪市内から兵庫県へ全く海の上を走っています、橋と云うべきかも知れませんね、

先端の矢倉緑地はこのあたりでは珍しくコンクリートでない自然環境を有する海辺であるとか。

高速湾岸線を見ながら木陰で昼食を済ませます。昼休みミニウオーキング教室を受けて再出発します。

陽射しは厳しいですが、海の風を受けて心地よいウオーキングです。特に午後は大野川緑道を歩きます、

快適な道です、どぶ川であったとは思われません。歩道の外に自転車専用通路もあり、環境にもいいです。

地下には下水道を確保しているのでしょうが、日本全国模倣して自転車専用道路を造ってはと思いますね。

JR「塚本」駅へ2時過ぎ着、ゆっくり歩きすぎましたかね。


コース     15km     時間

阪神「尼崎駅」(スタート) ー 櫻井神社 − 大物川緑道 − ユニチカ(大日本紡績)跡地 − 西島水門 ー 
      9:45            9:55      10:15-20          10:35             11:15    

大倉緑地(昼食) − (大野川緑道に入る) − JR「塚本駅」
 11:35-12:30         13:10             14:20 

尼崎駅前の2階の遊歩道
櫻井神社と赤十字社
櫻井神社
大物遊歩道
尼崎城の説明
義経はここから九州を目指しますが、住吉へ
西島水門
阪神高速湾岸線(1)
阪神高速湾岸線(2)
大野川緑道へ
大野川緑道、自転車道も2車線別々にあります