いにしえの蕪村心の故郷     令和3年11月3日(祝・水)





全く久し振りのウオーキングへの参加です。

コロナ以降皆自粛ばかりでした。

小生もワクチンも打ちましたが、どこへ行っても、自粛の中です。

我慢ガマンの毎日でした。

でもマスクして一人で歩く分には制約はありませんから、

自分でコースを決めて一日20,000歩を目指して歩いています。

お蔭で地球一周4万キロも大分近づきました。

今日は関西歩け歩け協会のリーダーと歩こうシリーズです。

秋晴れの下、扇町公園から淀川へ出て桜の宮へ戻るコースです。

出発会場には、見慣れた顔の方々がいつものように変わらず集まっています。

いつものように体操をして出発します。


コース      10km       時間

天満駅・扇町公園(スタート) ー 陵雲鶴跡・鶴の茶屋跡 ー 萩の茶屋跡 ー
    10:10                 10:40           10:50

本庄公園 ー 長柄橋 ー 毛馬の閘門・蕪村句碑 ー 蕪村公園(昼食)・淀川神社 ー
11:10ー25   11:40        11:50            12:00-30

駒つなぎ樟 ー 母恩寺 ー 源八橋 ー 桜の宮あ(ゴール)
 12:45     12:50     13:10      13:15  

鶴の茶屋跡あたりは旧能勢街道だったようです。阪急ホテルの横には、

蕪村の「菜の花や月は東に日は西に」の句碑がありました。

蕪村句碑は毛馬の閘門にもあってそちらは「春風や堤長うして家遠し」です。

蕪村公園は、近くをいつも歩いているのですが、ゆっくりしたのは初めてでした。

「菜の花やーー」の句は奈良の阿騎野でも確か見たとおもうのですが、

勘違いでした。「東の野にかぎろいの立つ見えてかえり見するば月傾きぬ」の

柿本人麻呂の歌碑でした。

駒つなぎの樟の碑は渡辺綱が駒をつないだとの云い伝えの樟のあった場所、

母恩寺は後白河法皇が母侍賢門院のために建立した寺と云われています。

源八橋は昔渡しのあった場所で、蕪村に「源八を渡りて梅の主かな」の句があります。

今日は蕪村の住んでいた周辺を巡りました。

久し振りのウオーキング参加で、楽しい一日を過ごしました。

やっぱり皆で歩くのがいいです。



「菜の花や月は東に日は西に」

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