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間取りにこだわる


最近の新築マンションは建設前や建築途中で販売を開始するケースがあります。
そのメリットは販売会社がパンフレットに基本の間取りをのせていますが、大概メニュープラン・セレクトプラン
(販売会社によって名称は異なりますが内容は同じ)というものを用意しておりその中から住み手の希望に
沿う間取り変更が無料でできるというのを売りにして販売してることが多いようです。
つまり、和室を洋室に変更したり、3LDKを2LDKにしたりとかといった内容です。但し、この手の無料の
変更はあらかじめいつくかのパターンがありその中から選ぶのが条件となってるので、100%希望通りに…と
いうわけにもいきませんが、自分たちのライフスタイルを考えてより希望の家にすることが可能です!


内装にこだわる



インテリアカラーやキッチンカウンター、洗面化粧台カウンターの高さを選べたり、扉のタイプやコンセントの
位置などを変更できたりします。大概前者のカラーや高さは無料で扉タイプやコンセント類は有料で変更が
可能となっています。

インテリアカラーというのは床の色や建具の色のことで、これも販売会社の方であらかじめ、いくつかの
パターンが用意されていてその中からのセレクトになってしまいます。したがって、扉の色はこちらで
壁紙はこちらからというようなセレクトは基本的にできないようです。
有料にてやってくれる場合もあるかも?しれませんが…

高さに関してもキッチンカウンターなら85cmと90cmと決められた方さからのセレクトになりますが…
(私達が購入したマンションの場合です。他のマンションだともっと小刻みに高さがセレクトできるのかも)
一番使う人の高さに合わせて選ぶのが大切です。特にキッチンは一日のうち何時間かはその場で
作業をするわけですから、高さの会わない台で作業をすると肩こりや腰痛の原因を引き起こしてしまうから。
なるべく一番使う人の高さに合わせ近い高さをセレクトするとこをお勧めします。

ニーズに合わせて扉のタイプやコンセント、スイッチの位置を変更できるというのは見落としがちですが、
これがかなりインテリアのポイントだと思います!
間取りが決まったと同時にある程度家具などのレイアウトを考えておくこと!!
ここにテレビを置きたいけど電顕がない、仕方ないので設置できるところに合わせて家具を配置する
はめに…これはテレビに限ったことではなく電話もそうですし、インターネットもそれに含まれます。
間取りが決まったらレイアウトを考え、家具を配置したい場所にスイッチがあれば移設したり、コンセント類
が足りないようであれば増設したりして、家に合わせて配置するのではなく、希望通りの配置にする為に
設備を検討してくことをお勧めします。
ちなみに我が家も照明器具の設置位置を移動し、インターホン横にスイッチが並んでいたので、クロゼットの
スイッチはクロゼットの中に移動してリビングの壁をすっきりさせました。

扉タイプの変更というのは開き戸を引き戸にしたりとかの類です。


おとしあな 


間取りを変更した場合注意しないといけないこと。
たとえば、室内で見るTVモニター付きインターホンや給湯コントローラーや床暖房コントローラーの設置位置
です。基本の間取りにはどこに付いていて、間取り変更後はそれらがどこに付くかを確認しておきましょう。
こちらから特に指示しない限り、販売会社や施工会社の方で適当な位置につけてしまうからです。
家具の配置や生活銅線を考えこれらのコントローラーの位置は気をつけておくことをお勧めします。
万一、自分たちのライフスタイルに合わない場所に取り付くようであれば、変更してもらいましょう。

また、マンションの下がり天井も間取りを変更したことによって不要な下がり天井となる場合もあります。
我が家の場合和室をウォークスルークロゼットに変更したので本来和室に取り付けるエアコンダクトを
通す下がり天井がリビングに取り付くことになっていましたが、ウォークスルークロゼットにしたのでエアコン
を取り付ける必要もないので、リビングにある下がり天井も撤去しました。。撤去に関しては無料でした。

不要な下がり天井を撤去したことにより、空間がすっきり、広々♪
撤去できる下がり壁かどうかは、図面の読める人に見てもらうのが一番ですが、そのような人がいない
場合は、販売会社でインテリアコーディネートを担当している人や施工会社の人に質問してみるのも
いいかも知れません。
ただし、その場合撤去が可能であってもできないと言ってくる場合があります。マンションの場合同じような
部屋をいくつも作るので、万一間違えて隣のうちの必要な下がり天井を撤去してしまう…ことになりかねない
という理由で却下されることもあります。ちなみに我が家でも照明器具のことで少しもめまして、キッチンの
ダウンライトの数を減らしてその代り、こうして欲しいと申し入れたところ、間違えるといけない(上記の
ような言い方で)断られました。結果的にはサービスで…というかたちになりました(笑)

このあたりの交渉には専門家に立ち会ってもらう方がいいかもしれませんね。












マンションに暮らす