2007/03/14
今日の妄想。
ようやくその場へ辿り着いたドミノの目の前に広がっていたのは、バラバラになった鉄
の機体と、立ち上る黒い煙に巻かれたグリーンアースの国章だった。戦闘機として空を
舞っていたときの面影を残すものは折れて地面に突き刺さった翼だけで、あとは黒コゲ
になっていた。
嫌な予感がドミノの脳裏を巡り、無意識に足が速まった。
「そんな……。間に合わなかったの?」
残骸を見回して、イーグルの姿を探す。だが、イーグルはおろか人の気配すら感じる
ことはできない。無機質の破片が散らばっている。
「イーグル!」
コクピットらしき塊を覗いても、なにも見つからない。
ドミノの不安は更に大きくなって、その声も大きくなっていく。
「イーグル!」
「イーグル! 返事をして!」
「イーグル!」
だが言葉は空しく漂うばかりだった。
ふと、キラリと光るものに目がいった。ドミノが駆け寄ると、戦闘機の扉らしき破片の
上にイーグルが手放そうとしなかったゴーグルが落ちている。
ゴーグルにはヒビが入り、どこか形も曲がっていた。
「イーグル……」
それを拾い上げたドミノの目には涙が溢れ、ぽたぽたと流れ落ちた。思わずゴーグルを
抱きしめる。愛おしい、というように。会いたかった、と言う代わりに顔へ近づけた。
ゴーグルは少し温かみを持っていた。
その感触が身に沁みると同時に、信じようとしなかった事実がドミノによぎった。
「うっ……あ……」
嗚咽がこらえきれなくなる。
イーグルは、もういない。
・・・
さて、ここで問題です。
次にドミノがとる、最もベタな行動はどれでしょう?
1、仇を討つことをその場で近い、新たな戦いに向かう。
ドミノ「イーグル……。待っていて。すぐ私もそっちに行くから」
2、あとを追って自らの命を絶とうとするが、アスカに諭される。
アスカ「馬鹿ね。イーグルが望んでいるのはそんなことではないはずよ」
3、その死を認めず、イーグルを探す旅に出る。
ドミノ「きっとイーグルは生きている。見つけてみせるわ!」
4、その死を認めず、戻るのを待つ決心をする。
ドミノ「私にはわかるわ……。イーグルはいつか帰ってくる」
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