金 融 神 拳
  
 
ケンシロウ
サラ金流回収術伝承者。本人・身内からうまく回収していく。義理・人情を重んじ正に支店長として最高の人物。融資にリン、回収にバットと優秀な部下を持ち、不正に立ち向かう。
 
ラオウ
暴力と恐怖のみで回収する、正に鬼そのもの。その暴挙は債務者だけに留まらず、部下に対しても非道であった。愛車『黒王』で集金に出れば、常に回収していたので管理は良いが、融資となると勝手に振り込んだりして苦情が来ていた。
 
トキ
情の厚い支店長。社員・顧客から愛され、尊敬されていた。しかし、病弱な為、答弁の際に吐血し緊急入院する。実力はあるが体が弱く、胃潰瘍の為その実力を発揮する事が出来ない。
 
ジャギ
不正しかしない最悪な支店長。その悪知恵の高さは社内一。以前にケンシロウに不正を本社に報告された事があり、憎んでいる。存在そのものが不正の塊で、社員から嫌われている。
 
アミバ
口だけで何もしない店長。とにかく仕事をしない。やる事なす事いい加減で役に立たない。なぜこんな男が支店長に?
 
ユリア
女性ながらに、その高い業務能力を買われ支店長となる。社員『南斗五車星』を従い、融資・回収の優れた成績を打ち出す。ケンシロウと付き合っているとの噂があるも、多くの支店長から狙われている。
 
バット
ケンの支店で管理を担当する。回収の腕は高いが、相変わらずのおっちょこちょいであり、よく集金時に領収書を忘れたりする。密かにリンを想っているが、他店への応援等で休みが無くデートに誘えないままである。
 
リン
ケンの支店で融資を担当する。その可愛らしさに債務者からケーキや花を貰っている。社内恋愛に対し強い抵抗感があり、バットの気持ちに気付きつつも応えきれないでいる。果たして2人の愛は・・・
 
レイ
妹の目の手術代の為、ラオウの支店で融資を受ける。その返済に困り果て、延滞した為命を落とす事となる。トキの計らいで、多少は猶予を得たが、不景気な為、資金繰りは不可能であった。
  
マミヤ
レイの内妻。彼の死後も必死に債務を代払いしていく。しかし最近、あるサラ金より代払い金を返還してもらい幸せに暮らしているとの事。
 
シン
ユリアの気を引く為に、他社から散々借金をし、貢いでいく。その余りのストーカーぶりにケンシロウに叩きのめされる。最後に『俺はお前の会社では借りん』と言って破産をした。
 
シュウ
借金の肩に両目を奪われ、サラ金を憎んでいる。地下に潜み財務局に苦情を入れる事が趣味。マスコミにサウザーの悪事を暴露した際の録音テープは有名。
 
サウザー
大手商工ローンの支店長。借金が払えないのなら、目玉を売り飛ばせと叫び、シュウの目を奪う。この事がマスコミにばれ、彼は刑務所へと姿を消す。
 
ファルコ
黄色い看板の支店長。その看板の色から、金色のファルコと恐れられていた。以前に集金先でラオウとバッティングをし、右足をへし折られた事がある。
 
カイオウ
『金は魔物である』 その言葉どおり魔界へと入り込み架空貸付を行う。ケンシロウの報告にて発覚し、解雇処分となった元支店長。現在、業務上横領の罪で服役中。サウザーと同じ刑務所に収監される。

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