小話－２

ウィスキーを寝かせる過程では、

ほんの少し、年に２～３％ずつ

樽の中身が揮発して減っていくそうです。

スコットランドのウィスキー職人達は

それをイキにこう呼んでいます。

そう、樽の中から減ったウィスキーは

天使がこっそり飲んでいったものだと考えられたそうです。

西洋の国らしいメルヘンな話ですね？

しかし、この天使たちの行動、"天使の分け前" とは言い伝えなどではなく、

実際には金の世界でも頻繁に起きているのです。

『あれ？金が異様に減っているぞ！』

取立てに来られた次の日の朝、財布を開けてビックリ！

そんなにお金を払った記憶ないのに、思った以上に減っている…

それはきっと天使が持っていったのです.

　　　　　　　　　　　エンジェルズシェア
そう、これが "天使の分け前" なんですよ。

高利貸に支払いしてあげようと、１万円札なんて１度見られたら最後、

ものすごい勢いで天使は持っていってしまいます。

しかたありません、天使が持っていったんです。

諦めるしか、他ありません…

まぁ、なんだかんだで自分で払ったんでしょうけど

感覚的にはありますよね、そういうコト。

では、今回のコラムはこの天使たちにスポットをあててみましょう…

『あれ？元金にこんだけしか入金がないぞ！』

未収に上がってしまえば天使は大忙し！

延滞金なんて増えに増え、天使たちは大暴れ！！

そう、これも天使のしわざだったのです。

お気の毒ですが、素直に諦めるしかありません…

『あれ、もう期日？こないだ入金したばかりなのに！』

そう、時として天使たちは時間までも持っていきます。

あなたが安心しているほんのひと時まで天使は欲しがるのです。

昔からの格言　『楽しいと時間が過ぎるのが早い』

これは天使の仕業だったのですね？

『あれ？俺の債務こんなに増えていたっけ？』

そうですよ、こないだ、天使どうしで勝手に振り込んでいましたよｗ

「あれ？振込融資１００００円のはずが９千円チョットになってる」

そうです、振込手数料・数百円は天使の取り分だったんですよ。

Angel`s Share
エ　ン　ジ　ェ　ル　ズ　シ　ェ　ア

「さとるさん、最近、急に私に貸す会社が減ったの・・・」

そ、それはね、きっと、他の天使に嫌われちゃったんだよ…

そう、天使は人まで持っていく

「あれ？俺の代払いしていた俺の両親がいなくなっている…」

えぇ、きっとにリアルに天使がどこかに連れて行ったのですよ

「あれ？女房もいなくなっちゃったよ」

えぇ、ですから

リアルに実家天使が連れて行った

のですよ…

テンシハイロイロモッテイク

借金で素直に楽しめたあの頃の気持ちが減ったのも

最近、私の若さが微妙なのも

きっと天使のしわざなんでしょうね（涙


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