さとる誕生

母方の地元で生まれた私は、とてもかわいく元気な子供でした

しかし元気すぎたのか、母乳を飲む際は、いつも母親の乳首を噛んで困らせた様です(笑)
この時から「おっぱい」が大好きだったんですね♪今も大好きですo(▽〃)oあははっ♪

とは、言うものの母も毎回噛まれて出血する始末
結局私は母乳を直ぐに貰えなくなりました(当然かな?)

子供の小さな反抗だったのでしょうか、私は母乳をくれる女性を捜す旅に出ました
『乳を訪ねて3千里』
ではありませんが、とにかく母が目をそらすと、直ぐに居なくなっていたそうです

おかげで母は、いつもハラハラ・ドキドキしていたと言っていました
ちょっとした間に、すぐ居なくなる私に首輪を買おうと思っていたそうでした(笑)


そんな、しょっちゅう神隠しにあう私も、すくすく成長して行くのですが、一つ困った事がありました
両親は、その事で思い・悩み、とうとう病院に私を連れて行ったのです

<疑問点>
生後間もない私に噛まれた所で、そんなに痛くないと思うのだが・・・
母乳を取り上げるほどの事なのか?
そんな事するから落ち着きなく、あっちにウロウロこっちにウロウロするような子に育ったのでは?

おかげで今でも、あっちの子へフラフラこっちの子へフラフラとなったじゃないか(笑)



精神病院@3歳〜5歳

私の成長過程で両親が困った事とは、言葉を話さないという事でした
もうすぐ幼稚園に入る年だというのに、私は言葉を発さないのです

そんな私を知恵遅れだか、障害者だかと思い病院に連れて行ったのです(汗
とにかく、いい年して会話が出来ない

『あ〜』だの『う〜』だの奇声ばかり上げる始末

誰でも、この子おかしいのでは?と思っても不思議はない(笑)
もちろん検査の結果、私は正常だった

原因は
耳の発達不足

聞こえないから、当然しゃべれるはずもない(泣)
実際、言葉を発してない幼児期の記憶は私には何も無い
恐らく母乳で育ってないからだと思うが考えすぎだろうか・・・

<悩み>
普通、3歳児4歳児の頃でも皆、なにかしら覚えてると思うが、私の場合何も記憶が無い

恐らく会話が無いから脳の刺激が乏しく記憶力が悪かったのだろう(笑)
しかも幼少時に耳が悪かったせいで音が捉えられず、今ではスッゴイ音痴です(号泣)


幼稚園

この頃は、まだ上手く会話が出来ず、私もはっきりと覚えていない

ただ、父方の祖父によくシバかれてたのを憶えている
今思えば、ひどい祖父だった
お年玉も少なく、全く私を可愛がろうとする気が無かった

なんで、こんな人生を幼い頃から・・・
(後に判明したのだが、原因は私が母親似だったからでした

<祖父>
今思い出しても腹が立つ(怒)
何で、あそこまでシバかれなあかん?
しかし、それが良い運動になったのか97歳と大往生を遂げた(笑)



小学校(低学年)

幼稚園の2年間で得たもの、それは『言語』である
なんとか、入学式前に人間へと進化する事の出来た私は、晴れて小学生へと成長した
ウサギのマークのランドセル、ボタンで様々な場所が開く筆箱
両親が名前を書いてくれた教科書などなど・・・

しかし、またここで事件勃発!
父と母とでは私の名前の漢字が違うのである

母の字が正解であったが、父は7年間私の何を見てきたのだろうか
非常に不可解な事件であった

しかしここで、もう一つ困った事が発生した
自分の名前が書けないのである(〃゚д゚;A アセアセ…
もちろん、漢字が書けないとかではない
平仮名で書けないのだ

まだまだ人間に進化しきっていないと痛感させられた出来事であった

<大事件>
体験談(小学校)4話・5話で発表していますが、3年生のときに
火傷で入院。なんとICUに2ヶ月もいたのだ

わずか9歳で生死の境を彷徨った私は、無事後遺症も残らず小児科病棟へと移された
しかしこの時は、親が何でも言う事を聞いてくれて嬉しかった

『筋肉マン』の単行本が増えたよ(笑)
それから1ヵ月後めでたく退院したものの、1年以上通院する事となった


小学校(高学年)

そして5年生の時にある男性と出会った

その男性とは、私のクラス担任!!!

同志社大学・法学部卒、顔は2枚目、元気はつらつ・オロナミンCの様な担任は
強烈なパワーで私を惹きこんでいく

そこで私の勉強意欲は増大した!

先生の様に、勉強して、賢い大学に進学しようと決心したのである
そして私は、その後2年間で、めきめきと頭角を表し
神童と呼ばれる様になった(って誰も呼んでないよ・・・)

<不純な動機>
この先生との出会いにより、私は勉強に目覚めた

1度は知恵遅れかと親を心配させた(勝手に心配しただけだが)私だが
毎日の努力の積み重ねによりテストはクラスでもトップであった
何より、好きな子が『わぁ〜』と言う目で見てくれてたのが嬉しかった(爆)

やっぱり、ここでも女か・・・



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