アンビリバボー
私が小学校に入学し数ヶ月の頃だったかな
多分、1年か2年の頃の話だったと思います
当時私は風邪をひき、高熱でうなされ学校を休んでいました
突然の40度近い熱により私はフラフラΣ(・ω・ノ)ノ
熱で身動きのとれない私は1階の居間で就寝中
その頃、母親は私の為に せっせとお粥を作っていました
台所から聞こえてくる母の料理する物音
もうすぐ食事だ・・・そう思いながら寝入ってしまいました
外は記録的な大雨で、ものすごい強風です
しかし
世の中、何が起きるか判ったもんじゃありません
40度の熱、どしゃぶりの大雨の中
傘も差さずに1人たたずむ少年が1人・・・(〃゚д゚;A アセアセ…
なぜだ!? いつ外に出た!? なぜ外にいる!? 何をやっている!?
気が付けば、大雨の中、私は1人で立っていた
いや、立っていたと言うより固まっていた
あの時の記憶は、雨の中 気が付けば外に居た記憶だけは
今でも、しっかりと憶えている。。。
当時の私の足で、家から15分はかかるであろう所に立っていた
そして、その私から真っ直ぐと20〜30m先にも1人の男性が居た
その男性が私を、じっと睨んでいた
その男の目が異様に恐ろしく、私は身動き1つ出来ずにいた
片目は焼け潰れ、残った目でギロッっと睨まれている
動けるはずがない・・・(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)
全身これでもか!?って位に焼けてグチャグチャです
全身大火傷の大きな男が、じっと私を見つめている。。。Σ( ̄▽ ̄;|||
金縛りに遭ったかの如く身動き一つ取れないまま時間は過ぎていった
その頃、自宅では大騒ぎであるΣ(・ω・ノ)ノ
だって熱でうなされていた私が料理中に消えちゃっているんだもん(笑)
慌てた母親は、近所のオバさん達と必死の捜索活動へ
母はどのくらい私を捜したのだろうか・・・
そして私は、どのくらい固まっていたのだろうか・・・
あの時、何も時間を感じ取る事が出来なかった
そして母は私を見つけた!雨の中たたずむ私を
泣きそうな位に叫び、我が子を抱きしめる母親
母の顔を見た後、私は気を失いました。。。。。。。。。。
気が付くと私は自宅で寝ていました。母が連れて帰ったのでしょう
母はあの時の事は一切私に聞きませんでした
どうして熱があるのに、雨の中出掛けていたのか・・・?
あの全身黒く焼けただれていた男は誰だったのか・・・?
なぜ、あの男は私を選んだのだろうか・・・?
この事件の数年後
私はヤケドを負ってしまう
集中治療室に2ヶ月の入院
ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ