お水の花道
面 接
私がナンパをし自分のお店で働かせる事になったお姉ちゃんから
ヒモの申し出を受け、何一つ不自由の無い人生を送っていたある日の出来事です
地元の同じ中学だった友人が尋ねてきました
才オォ( ・Д・ )ォオ才 久しぶりだな(笑)って感じで会話を進めてたんだけど
今回の訪問の理由は、新しい仕事への面接に付き合って欲しいとの事でした
チョット待て!私は既に仕事をしている身だぞ!?
いくら家庭教師をクビになったからとは言え、金には一切不自由していないぞ
しかし、強引に、そう まるで連れションに誘うかの如く強制的に連行 (〃゚д゚;A アセアセ…
取り敢えず街に出て、どんなお店が募集しているかのチェックに行こうと言う友人
その道中で明かされた、彼の目指す職業とは何か!?を聞かされた
それがホストでした(爆)
駐車場に車を止め、コンビニで求人雑誌を読み、街のホストクラブを検索
でね、まずは1件目に突入。この時、時間は夜の8時
電話も入れず、アポも取らず、履歴書も持たずに面接突入です(笑)
●1件目
丁度 新人さん達が開店準備に取り掛かっており、お客さんはゼロ
急遽 駆け込んだためか、面接担当者が居ない為
その場に居た従業員が軽く対応
店長が不在の為、後日もう1度来て下さいとの事でした
ここで私が思ったのが、『店長が居ない』とか『又来てね』って言うのは
遠回しに断られた?って事
ほらほら、交際申し込んだ時なんかでも『お友達から・・・』ってのは断り文句じゃないですか
だから、この店は断られたんだなぁ〜って思いました(σ・∀・)σYO!!
●2軒目
次に向かったのが、私の友人の彼女3号さんのお兄さんが働いていたお店
割と有名そうだったので行ってみたのですが閉まっていました・・・Σ( ̄▽ ̄;|||
潰れたのか・・・!? 仕方なく再度 求人雑誌で情報収集
後で知ったのだが、潰れた訳ではなく、開店が22時だった為にシャッターが降りてただけでした(笑)
●3軒目
次の店は、繁華街から少し離れたトコにあった老舗ホストクラブ
前回同様に、電話もせずアポ無しで突入o(〃'▽'〃)oあははっ♪
入り口に入ると、既にお客さんも入店済みであり、奥に案内される
ココで社長・店長2人からの面接がスタートするはずだったのですが
社長 『履歴書は?』
私達 『持ってません・・・』
店長 『近くのコンビニで買ってきてよ、それないと出来ないからさ』
って事で早々に追い出されました。。。il||li _| ̄|○ il||li
お店の外に出てお互いの所持金検査
つうか、私は急に連れ出されたので財布が無い
幸いポケットに数円が入っていましたo(〃'▽'〃)oあははっ♪
まぁ、友人がお金を持ってきてるだろう。さっきも駐車場に車を入れたんだから
私 『なぁ、お前 今いくら持ってるの?』
友人『スマンm(_ _)m 俺、100円あるかないか位しか持ってないんだ(泣)』
工エエェ工エエェ(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)ェエエ工ェエエ工
何も買え無いじゃん!?
履歴書すら購入できないぞ!?
友人『マジ ごめん。お前のお金を当てにしてたよ(笑)』
私 『俺も急な話だったから金持ってきてないぞ(汗)』
Σ( ̄▽ ̄;|||
あちゃ〜って感じで固まる2人
どうしよぉ〜???
仕方が無いので駅に行き、見ず知らずのオバちゃんに声を掛ける
『すいません、お金が足らなくて帰れないんです。100円恵んでください』
って事で、無事お金も用意でき、早速履歴書を持って先ほどのお店に突入
お店でボールペンを借り、記入しながらの面接です(笑)
ちなみに私に与えられたボールペンだけが何故か赤・・・Σ( ̄▽ ̄;|||
赤いペンで自分の名前を書くのはイヤですね
取り合えず面接も終わり、キリの良いように翌月の1日から働く事に決定
つうかキャバの仕事
辞めていないんですけど
(〃゚д゚;A アセアセ…
来月からココなの!?
って思いながら友人に話しかけると
こいつは、いきなり
とんでもない事を口走った!!!
友人
『俺、こんな店で働きたくない!』
私
『(・・?) エッ』
工エエェ工エエェ(゚Д゚(゚Д゚)゚Д゚)ェエエ工ェエエ工
チョット待て!!!!!
私をこの世界に巻き込んだのは
お前だぞ ヽ(`Д´)ノ
とにかく急な話で意味が判らん
詳しく友人に事情を聴いてみました
私が赤いボールペンで
履歴書を夢中になって記入してる時に
お店の店長が友人に言いました
店長
『君、顔がチョットねぇ〜。プw』
これを聞いて、友人 大激怒(笑)
顔を笑われたら誰でも怒りますよ
だけど、彼が怒った理由はソコじゃない
友人
友人よ、お前は・・・
私より先にやっちゃったから
先に筆卸ししたから
先に大人になったから
この俺様よりも先に漢(おとこ)になったから
だから、この俺を見下していたのか!?
ε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!
怒るトコがずれていませんか???
PS,翌月、キャバを辞めてお店に出勤すると、やっぱり彼は居ませんでした