お水の花道




大学にもさっぱり行かず、ホスト道を突き進んでいた頃
俺のしたで頑張ってくれるカワイイ後輩もいました


頭の悪さNo1 雄二君(仮名)


前回16話にて、私の命令&山田(仮名)の暴走の為に事故を起こし
愛車シーマが
廃車となってしまった憐れな後輩:雄二クン


そんな雄二がベロベロに酔っていたある日

あまりの忙しさに、姉妹店のホスト数人を応援で呼び寄せていたんだけど
いくらウチが忙しいからって、戦力をくれる筈も無く、応援に来たホストは役立たず ヽ(`Д´)ノ

そんな腐れホストが、応援先のうちの店のお客さんを
勧誘していました
それも雄二の指名客を・・・

それに気付き、イライラしっ放しの雄二
しかし、応援に来た馬鹿ホストよりも後輩な為か遠慮気味で
グっと我慢していました・・・


けど、目の前で自分の客が口説かれていて黙っていられるはずも無く
結局は、
『表出ろぉ〜、キサンッ』って事になっちゃいました

忙しいのに面倒な2人だな・・・ヽ(`Д´)ノ

仕方なく私が止めにいったんですが、雄二はビール瓶を片手に
どうしても相手を殴りたいと言い出し、埒が明かない (´Д`)ハァ

後輩に喧嘩を売られ、切れ気味になってる応援に来たホストも
酒が入ってるせいか喧嘩がしたいと言い出す始末 (´Д`)ハァ

忙しいんだから、さっさと済ませろよ!と言い聞かせ、私の独断で
喧嘩は
OKしました o(〃'▽'〃)oあははっ♪

ただね、凶器だけはアカん! お互いホストなんだから素手でしろ!って
説得してたら、雄二が一言 ポツリと言いました・・・







凶器だけは許して下さい
 
 
素手じゃ勝てる気がしません


(´Д`)ハァ!?








アホだ
 
 
i~ (-人-) 合掌



そんなヘタれな雄二なんですが、私にはカワイイ後輩でした

そんな雄二を、廃車って事で通勤が難しい為、私の空いてる部屋に住まわせる事にしました
入居に当たっての
条件が・・・

 1、私は彼女と同棲中なので客を連れ込まないこと
 2、私は大学で忙しいので、代わりに支払いの
振込に行くこと
 3、家賃の
半額を払うこと
 4、あとは私が総て
面倒をみてやる

と、まぁ誰でも守れる簡単な条件です


雄二が住み込んで数ヵ月後、酔いつぶれた状態でグゥグゥ〜寝ていたら(彼女は出勤して不在)
隣の部屋からピーピーと五月蝿い音が Σ( ̄▽ ̄;|||


な・・・何なんだ!? めっちゃ五月蝿ぇ〜で眠れやしないぞ ε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!


どうやら、音から判断して目覚まし時計のアラームだ
それにしてもデカい音だな、安眠妨害じゃないか・・・

隣部屋にいて、この音量だ 雄二も目を覚まして止めるだろう・・・そう思っていたが
止まる気配が無い (〃゚д゚;A アセアセ…

セットした時間を過ぎたら、自動でアラームも止まるだろう・・・そう思っていたが
止まる気配が無い (〃゚д゚;A アセアセ…


うっるせぇ〜〜〜 ε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!


仕方なく、酔って気分が悪いけど、立ち上がり雄二の部屋に行く
扉を開けるとそこには・・・(・・?) エッ






疲れ切って眠ってる雄二


素っ裸でスヤスヤと寝てるのだが







その隣に・・・
















裸の女

 
 
才オォ( ・Д・ )ォオ才


あれほど客を連れ込むな!と言いつけていたのに、この馬鹿が ヽ(`Д´)ノ
と、若干 腹は立つものの・・・


連れ込まれたお姉ちゃんの
『具』が丸見えなんですわ ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アヒャヒャヒャ


この大音量のアラームの中で、よく眠ってられるなぁ〜と感心しつつ
忍び足で近付き、お姉ちゃんの顔を拝見すると・・・

けっこう可愛いぞ!!!


アラームを止め、数分間 タバコを吸いながら
お姉ちゃんの
『具』を満喫していました
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アヒャヒャヒャ


この業界、馬鹿な後輩も たまには役立ちます

=目次=