当社を解約されるお客様

  



1、本人完済

お客様本人にとっては、やっと借金清算の嬉しいひと時である。
しかし、一発で不愉快な思いにされる(笑)


なぜか?  それは当社社員から受け付けてもらえないからである(笑)


次も借りるからと清算をお願いするお客や、契約書を返せ!
カードを2度と使えないようにしてくれ言うお客と様々である。
せっかく返しに来たのに返さないでくれと言われるので不振に思うお客が大半である(汗)



<支店対応>

『完済』  それは営業担当にしてみれば、本当に嫌なものである。

何とかそれを阻止しようと必死である(笑)
店長と裏で話し合い、どちらかが食い止めようとする。

その甲斐あって、しぶしぶ他社に返しに行く者、強情に完済する者、
あるいは銀行から後で勝手に完済するなどいろんな対応を取られる(泣)




完済止

なぜ当社が完済を嫌がるのか。その理由は、貸付残高が減るからである。


仮にその日、50万貸していればプラス50だが
50万完済が来るとその日の貸付は0となり、
100万完済となれば、マイナスの50である。



だから月初はすんなり受けても
月間ノルマ達成が不安な月末は本当に完済を受けたくないのです(泣)


この完済を食い止める行為を『完済止め』と言い
成功すれば店長に褒められますが、はっきりいって不正です(笑)



過酷なノルマの中で人生を送る支店の社員にとって、完済は命取りであります。
だから当社の完済止めは有名になるのです

例え長期延滞の方であっても、支店の状況に応じてお断りしています。
そんなこんなで嫌われ、再利用を勧めても、食いつきが悪いんですねぇ。

分かってはいるんですが、皆どうしようもないのです(泣)




2、代払完済

稀に家族に借金がばれ、延滞している訳でもないのに急に完済になる事があります。

この場合は、借金に激怒した家族が同伴している為
完済止めは不可能に近いものがあります。

そして帰り際に決まって一言、2度と貸さないで下さいだって(笑)

そうはいかないのが当社のノルマ(泣)後日、内緒で融資します(笑)



<支店対応>

取引の綺麗なお客様ほど、この家族発覚で完済になることは悔しくてたまりません。

契約書を返せと言われなかった場合は
数時間後携帯電話にてお客様と連絡を取り、BK融資します(笑)

せっかく家族が払った借金も、その日のうちに復活させます。

完済1件を受けると、すぐ上長から電話が入り怒られます(泣)




不正

本来、代払い完済は再利用の禁止が規定されています。

だから家族(大半が両親ないし配偶者)
『2度と、こいつには貸さないでくれ』と言わなくても貸したらいけないのです。

まぁ、貸すんだけどね(笑)

そして、パソコンの顧客情報画面に
再貸し禁止あるいはPR禁止と入力するはずなのですが、
それをやると後で本社の人間(検査室の方々)にばれる為
顧客台帳にメモ紙を挟む程度で済まします。

再貸しの際、そのメモを捨てれば代払いの過去は消えます。

これをやり過ぎて、数ヵ月後延滞となった時に家族から苦情が入ります

『なぜ又貸したのだ!』と。


答えはノルマがきついから(笑)

この手のお客様は、家族から取立てが厳しいので延滞に上がると大変ですが、
本人も内緒の為ばれたくないと言う気持ちがあります。

この『内緒』が保険になります。

本人は、ぎりぎりまでばれない様に必死で返済してくれます。
よそから借りてでも返します。いったんばれたら開き直って、こちらが困るのですが(笑)




【短期貸付】

1日だけあるいは2〜3日の短期間だけ何十万と借りてくれとお願いし、融資をします。

あと少しでノルマが達成出来そうな時、月末にお客様にお願いします。
とにかく、30日の18時迄にノルマ100%行けば良い訳であり
18時過ぎもしくは翌月1日に返してもらっても関係ないのです。

全く借りる気も、使う予定も無いのに、とりあえず18時迄に
100%を保持する為だけに短期で利用してもらうのです(笑)


当然、顧客との人間関係や話術が必要とされる高度なテクニック(?)ですが、不正です(笑)



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