当社をご利用中のお客様
1、追加融資
返済を続け、限度額内での融資が出来るお客様に勧める。
利用方法としては『銀行振り込み』・『来店』・『ATM利用』の3種類がある。
せっかく減った借金も、これにより元の限度額一杯に戻ってしまう(笑)
<支店の対応>
お金を貸す為なら、自宅、会社お構いなく電話する(汗)
とにかく借りて貰えるまで頼む。貸さないと上司に怒られる為、担当社員も必死である(笑)
ひどい場合は、週に2〜3回は勧誘電話を掛ける。その為、『しつこい』と苦情が入る(泣)
【振込み】
銀行(BANK)振込み融資を、『BK融資』と言う。
これは他の方法と違い、絶対融資できる為評価が高い。
例え来店・ATMで利用されると言われても、お客様の都合で来られない時があるからだ。
其の点、BK融資だと、お金を用意して振り込むだけなので確実である。
ただ、お客様が了承していないのに勝手に振り込んだりする事があり、稀に苦情となる(汗)
振り込む際は、殆どの企業がそうであるが、社員の個人名で振り込む。
これは、家族に通帳を見られても発覚しない様にとの配慮であるが、
実際何十万と振り込まれていたら例え個人名でも家族は不振に想うだろう(笑)
あまり意味の無い行為である。
2、再融資
以前に利用があり、残高が『0』のお客様。
当然、限度額一杯を融資する為、1件で50万・100万と其の金額は大きくなる。
特に他社利用がある方には、当社の利用で他を清算してくれとしつこくお願いする。
せっかく返した借金がこれにより復活する。
<支店の対応>
ひたすらパートや新卒に情報センターを取得させ、他社が増えた途端攻撃開始である(笑)
とにかく頼む、電話する。借りる迄終わらない。
例え完済時に契約書を返していても、しつこくお願いする。それが当社の営業PRである(笑)
【個人信用情報センター】 ※ネットで照会できる借金の残債額・直近の返済日などが確認できるシステム
再利用のお客様は、殆どの方が、限度額が50万ないし100万なので獲得すると大きいものがある。
しかし、利用意思の無い方の情報センターを取得するため
一時期問題となり本社の役員が度々、センターに呼び出しされた。
当社のセンター利用料は半端ではありません(笑)
少々問題となって、無意味に情報取得をするなとお達しがありましたが
社員はノルマの為言う事を聞きません。
そんな事で怒られるより、融資出来ずに怒られる方が怖いからです。
だから毎日元気にPRしています。
3、高額切換
通常50万迄しか貸せないルールも、一定の基準を満たすと
70万・80万・100万へと限度額が上がります。
内容としては、他社の利用金額・件数、年収、取引期間が考慮されます。
この切換は、年利が下がる商品と据え置きとがあり、当然の事ながら年利の下がる商品は基準が厳しくなります。
しかし銀行との提携等で他社の年利の方が安い(泣)
<支店の対応>
この追加融資で他社を返済して下さる様に頼みます。
契約書切換の為来店が必要となるが、『BK』を取らないと
怒られる為、殆どの社員が翌日へと融資を先延ばしにし、
上司にBK獲得の吉報を入れている(笑)
ちなみに年利は下がっても、今では他社より高い始末。
はっきり言って苦戦しています(泣)
【給与明細】
当社の年利は、約29%〜21%が主な商品です。
他社は高額切換にて20%以下が殆どの為、全く歯が立たないのが現状です。
しかし、他社は35日サイクルが主な為、35日利用しなくても其の分利息を取られ損していると言いくるめ貸しています。
またこの高額商品は年収証明が必要となり、給料の少ないお客様が利用できません。
その為、当社の心優しい(?)女性社員は
パソコンで勝手に給与明細を作ったり、市販の明細書を書いたりして融資しています(汗)
これって、やっちゃいけない不正なんだけどね(笑)
【不正】
当然、ここでも不正はされます。当社を利用されてる間に、他社の利用件数・金額が上がると融資がストップされます。
しかし貸さない事にはノルマは達成できません。前ページで紹介した不正に更に不正を重ね融資が可能となる様にします。
1 年収 市販の明細、パソコンで自作 自営業者は自作持参 本物の明細の切り張り工作
2 無職 電話帳を開いて、それっぽい会社を適当に書かせる
3 取引 多少取引が短くても、1ヶ月に2回入金などして若干長くあるようにカモフラージュする
4 他社 他社利用が多い方は、全くの別人で情報センター登録をし、利用0にします
これを読まれてびっくりされる方もいるでしょう(笑)
こんな事やって大丈夫?と思っているでしょう。
大丈夫なはずがありません。支社・本社の検査の方が来た時点で、その支店長は終わりです。
降格もしくは解雇です。とにかくばれます(汗)
しかし、ばれると言ってもすぐではないので、本人達も検査が来るまでの人生と割り切って不正をします。
なぜかって?それはノルマがきついからです(笑)
<<本社対応>>
上記の不正が大量に発覚してしまった為、今では情報センターの取得の際
別の名前を入力する所がいじられなくなりました。
また、保険証、年収、既婚・独身等が書き直しされると記録に残る様になりました。
少しでも不正融資を止めさせようとの本社の対応ですが、
結果不正融資が出来なくなった全国の支店で営業ノルマの未達(達成出来ない事)が続出し、
会社としてのノルマを未達する形となってしまいました。
当社は検査の際、100点満点の減点方式でA〜Dの4つのランクに分けている。
以前は40点前後のDランクが多々出るも、罰則は始末書で済んでいました。
今はマイナス300点前後のDランクがザラで、始末書どころか一発で降格処分である。
A〜Cランクはセーフである。不正を働き業績向上を理由に出世するか、其の前に検査に発覚して降格になるか、
支店長の運命は2つに1つである。
ちなみに上記不正は全国の支店全てで、やってる訳じゃないですよ(汗)
上位の支店は、普通にPRして、普通に達成しています。
まぁ、配属先1つで人生変わりますよ、この会社(笑)
※当然ここにある不正は、既に対策が打たれできません※