栄 転
支店の入口に2度に渡ってウンコを放置されたり
町会議員の分際で延滞されたり、組事務所に集金に行ったり
現地妻を作ろうとしたらフラれたり・・・と散々な鳥取県で
自店のノルマを早期達成し、他店の応援に行ってる時の事です
ボスから電話が入り、そろそろ私の出世の電話があるだろう!との事
才オォ( ・Д・ )ォオ才 俺も遂に店長かぁ!
そんな感じで、ウキウキ・ソワソワしながら
応援先の延滞客を回収していました・・・
電話がない・・・(・・?) エッ
まさかデマじゃないよな? ボスよりも偉い大ボスに電話し
私の出世の件を確認し、真実と判明 ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アヒャヒャヒャ
早く支社長からの電話かかってこないかな・・・?
電話がない・・・(・・?) エッ
夜9時前、再度大ボスに電話をし、私が急ぐ理由を説明しました
前職@金融の昇格・降格人事は、翌日朝イチから新配属先への出社が
厳命なんです Σ(・ω・ノ)ノ
私の今の配属先から、内定の出ている栄転先まで
JR特急で2時間以上かかる僻地なんです Σ(□`;)アゥ
さらに、今の応援先から自宅へ帰るには、9時過ぎの終電特急で
2時間近くかかるんですわ (´Д`)ハァ
つまり、そろそろ昇格人事の連絡をもらい、さっさと駅に向かい
終電に乗らない事には、自宅にも帰れず応援先で1泊する羽目となります
更には、栄転先への支店にも出社できなくなるんですよ (〃゚д゚;A アセアセ…
って事で、大ボスの許可をもらい、人事報告を待たずに特急に乗りました
ド田舎(鳥取)の特急のせいか、携帯電話は常に圏外です・・・
携帯への昇格人事すら入電不可能な有様です o(〃'▽'〃)oあははっ♪
夜12時前に、なんとか自宅に帰ることができました
ここで、ボスに帰宅報告をいれたところ
「何で勝手に応援先から帰宅してるんだ」(,,#゚Д゚):∴;'・,;`:ゴルァ!!
って怒られました・・・
大ボスに相談しただけで、直の上司であるボスに報告するのを
忘れていました o(〃'▽'〃)oあははっ♪
ともかく、圏外で連絡が取れないって事で、めでたい出世連絡は
ボスの元に届き、明日始発で栄転先へ向かえとの厳命です
寝る暇・・・ほとんどないな il||li _| ̄|○ il||li
翌日、4時起床にてJR駅に向かい、特急始発に乗り込む私
とりあえず1週間分の下着などを持ち、身1つで乗車です
何とも慌ただしい出世だよ・・・(´Д`)ハァ
しかし、とんでもない僻地に飛ばされたもんだ
本当に昇格人事なのか!?って感じられる出来事が起きました
って言うのも、JRの線路が単線なんです Σ(・ω・ノ)ノ
普通、上り・下りで最低でも2車線あるでしょ?
それが無いもんだから、駅に着くたびに対向列車の通過待ちですわ
線路増やせや ε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!
そんなこんなで始まった私の支店長ライフ♪
一国一城の主だ! ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アヒャヒャヒャ
って、汚いビルに、汚い支店 Σ( ̄▽ ̄;|||
ホスト上がりの美しい私には似つかわしくない様相をしています
そこで早速、大ボスに相談です!
せっかく店長になったのに、メッチャ田舎でメッチャ汚くて
あんまりじゃないですかぁ〜って泣きついたら
リフォームのOKを出してくれました ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アヒャヒャヒャ
早速、栄転先の新居探しと、リフォームの打合せの為に
不動産屋さんを会社に呼び出し、あぁ〜でもない・こぉ〜でもないと会議
ちなみに、支店長職たる私が長い間、会社を不在にするわけには
いかず、新居探しは紙切れ1枚の物件資料のみで検索です
現地内覧は、上司より却下の厳命が下されました・・・il||li _| ̄|○ il||li
前回の鳥取への転勤は、一般社員と言うことで内覧の為の時間が貰えたのですが
今回は支店長と言うことで、外出禁止となり、間取図と地図と家賃だけで検索です
そんな私の可哀想な状況を見かねた不動産屋さんのオヤジが
スゴい物件を持ってきました・・・
さとる支店長だからこその異例ですよ! 特別なんですよ!と言い、紹介した物件は
女性専用マンション 才オォ( ・Д・ )ォオ才
マジで? いいの? 俺以外、女しかいないの? 女子大生ばっかなんだ♪
もちろん、即座に判を押しました ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ アヒャヒャヒャ
長らくホテル暮らしをしていた私も、やっと新居が決まりました!
正直、ホテル代が高くて困っていたんです・・・
前職@金融では、転勤後のホテル暮らしは、金額・期間が決まっています
しかし、規定金額で納まるはずのホテルに空きがなく、倍近い金額のホテルに
住んでいました Σ( ̄ロ ̄ll) もちろん、差額は自腹です・・・(T_T)ツライ
そんなこんなで、毎日のホテル代に、食事代に、賃貸契約で出費した敷金・礼金・前家賃等
あんなにタップリと持参した大金が、みるみる減っていきます ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ
明日、出社したら経費で落とす処理をして、金を補充しよう
明日、暇を見つけて銀行に寄って、金を補充しよう・・・・・って思いながら数日が過ぎました
そして、鳥取の古巣から島根の新居への引越日当日
朝10時に古巣前で、引越業者さんと待ち合わせです
荷造りなんて何もしていません (〃゚д゚;A アセアセ…
現地着くなり、みんなで箱詰めをして、島根に出発です
そのため、7時台の特急に乗らないといけないため
日曜朝早くから起床し、ホテルをチェックアウトし、駅へ向かいました
そして、悲劇に気付きました Σ(・ω・ノ)ノ
金が足りない
ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ
そうです、日々のホテル代や敷金・礼金などを忙しさのあまり
経費処理をすることなく、銀行にも立ち寄れず現金補充を忘れていました Σ( ̄ロ ̄ll)
財布の中には、数百円しかない il||li _| ̄|○ il||li
今みたいにコンビニ銀行なんて無い時代です
銀行のATMも、まだ稼働していません
どぉ〜すんだよ!? 帰れねぇ〜ぞ!
駅員に事情を話し、免許証・名刺を差し出すも切符を売ってくれない Σ( ̄ロ ̄ll)
同業他社で金を借りようとしたが、朝早すぎて無人機が稼働していない(爆)
ヤバい! Σ(□`;)アゥΣ( ;)アゥΣ(;´□)アゥΣ(;´□`;)アゥ
出世先の支店の平社員に電話をするが、日曜の朝7時に出る奴なんかいない
どいつもこいつも出てくれないんだよ ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ
このままじゃ、銀行が開くまで待つしかない・・・って、待ち合わせ10時だった!
急いで引越屋さんに連絡しなきゃ!って思ったんですが、電話番号が分からない
本社が手配したんで、私はその連絡先を把握していなかった・・・
やばすぎる・・・Σ(□`;)アゥΣ( ;)アゥΣ(;´□)アゥΣ(;´□`;)アゥ
大手サラ金の支店長が、金も持たずに街を彷徨っていました
i~ (-人-) 合掌 i~ (-人-) 合掌 i~ (-人-) 合掌 i~ (-人-) 合掌
8時過ぎ、ようやく部下から折り返しの着信です ヽ(゚∀゚)メ
事情を話し、急いで駅に来てくれ! 金を貸してくれ!と頼み
ようやく古巣に帰りついたころには、12時を過ぎようとしている頃でした
めちゃくちゃ業者に怒られました il||li _| ̄|○ il||li
そんなこんなで昼飯なしで、箱詰めし、車も陸送で頼み
特急で島根に戻った私は、ある事に気が付きました・・・
新居の中身、空っぽじゃないか!? Σ(・ω・ノ)ノ
本日、箱詰めした荷物は翌日にならないと届きません
どこで寝るんだ?
って事で、銀行で金をおろし、また元いたホテルへ戻りました(笑)
やっぱ人事と同時に即出社ってのは無理がありますね
引越準備、新居探し、荷解き、新生活の準備と考えたら
2週間は、休みをもらいたいところです
じゃないと、私みたいに金がない・荷物もない・何もない
って大変な目に遭いますよ o(〃'▽'〃)oあははっ♪
さまざまな出費分を、経理処理し、お金を補充
銀行にも立ち寄り、更にお金を補充
そして私は、荷物が届いたにもかかわらずホテル暮らしです・・・
荷解きする暇がないんだよ! ε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!
毎日x2、夜の11時過ぎまで働き、そこからコンビニ弁当を食べ
翌朝、6時半には出社ですよ・・・家を片付ける暇がない!!!
新居は、段ボールの山に埋もれ、生活できる状態ではない
ホテル暮らしの期間も終了し、しばらくは完全自腹です・・・Σ(□`;)アゥ
しかも、回収ノルマの期日目前の出世だったせいで、土日返上で
社員と共に、闇収金です ヒイイイィィ(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)ヒイイイィィ
俺はいつ、女子大生ばかりのマンションで性活できるの?
はやく、あの新居に移り、近隣部屋の女子大生を
ベランダ越しに覗きたい! 下着も眺めたい!
って言うか、各階数ごとに愛人を作りたい!!!
セックスやりてぇ〜んだよ(爆)
新天地:島根で新しい春はやってくるのだろうか?
福岡に残したシマちゃんとは続いていたが、やはり現地で新規調達したい
そのための女性専用マンションにも引っ越した♪ 準備は万端だ!!!
自分の洗濯物を干すふりをしながら、隣を覗く私
オートロックに安心して、玄関を半開きしてた隙間から除く私
ゴミ出しの日、ゴミを出す同じマンションの住人の顔をガン見する私
時間をかけ、あの手この手で、住人の顔を査定した結果・・・
ブス
しか居ないことが判明
Σ(□`;)アゥΣ( ;)アゥΣ(;´□)アゥΣ(;´□`;)アゥ
夢も希望もない住まいだと気付きました