47年前の1962年平和を欲してやまない日本の女性たちの願いが結実して誕生した新婦人は、あらゆる階層・年代の女性の要求をくみあげまとめた5つの目的の最初に、「核戦争の危険から女性とこどものいのち守ります」「憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します。」を掲げています。
「核兵器廃絶」を掲げているのが被爆者を先頭に日本だけだったときから、新婦人は草の根から署名をつみあげ、15年かけて集めたヒロシマ・ナガサキアピール署名は1000万をこえ、新婦人が国連NGOという資格をもつきっかけにもなりました。今、アメリカのオバマ大統領が核兵器のない世界」の追求を宣言するなど、核保有国も変化し、その実現のために世界が動き出しています。今年5月のニューヨークでのNPT「核不拡散条約」再検討会議にむけて、唯一の被爆国・日本から声を上げる時と、「核兵器のない世界を」署名にとりくみ、県本部も代表を派遣。核兵器がなくなるまで、草の根からの運動を続けます。
奈良県本部で1条1条つなぎ合わせて
作った憲法タペストリー
憲法改悪に反対する運動も全国と連帯して、奈良県本部では、地域での学習や宣伝署名活動、沖縄や岩国などへの平和ツアー、平和ハイキング、憲法タペストリーづくりなどにとりくんでいます。
子どものすこやかな成長をねがってみんなで子育て
乳幼児医療費無料化を求めて40年以上!!
乳幼児医療費無料化や就学援助をはじめ、安心して子どもを生み育てられる支援の充実を求めて運動を進めています。学力や不登校の悩み、遊び場のこと、30人学級、学校トイレの改善、校舎の耐震化など班から学校ウォッチング。学齢期・思春期の子をもつ親の願いで話し合い、運動しています。
「歩道を作って!」「駅にエレベーターを」と市町村へお願いへ行ったり、「ヒブワクチンを公費で定期接種にして!」とみんなの署名を国に届けてお願いに行ったり、母親の願い、女性の願いを運動しています。
布ぞうり作り小組
ストップ温暖化!白クマ宣伝
世界はいまCO2をできるだけ出さない低炭素社会へ大きく動いています。昨年12月の気候変動に関する国連会議(COP15)は、温室効果ガス削減の目標と方策を話し合う重要な会議として、各国首脳が120ヵ国以上、NGO・市民も4〜6万人が参加しました。
鳩山政権は中期削減目標を1990年比で25%と発表しましたが、私たちはこれを確実に達成していくため、新婦人のパンフレット「ストップ!地球温暖化おしゃべりBOOK」やビデオで学習し、住む場所を温暖化で奪われつつある白クマの手作り帽子を使って、大口排出源である産業界・大規模事業所の削減義務化など抜本的な制度、法律をただちにつくるよう求める署名や宣伝行動をしています。
また、古布リフォーム、布ぞうりや廃油石けん作りなど「私のエコ」の交流も広がっています。気候保護法制定を求め地方議会から意見書をとの申し入れを行い、奈良県・大和郡山市・大和高田市・生駒市・王寺町・平群町で採択されました。今年再びひらかれるCOP16に向け、よりいっそう声を広げていきたいです。
かけがえのない美しい地球を未来へ手渡そう!
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核兵器のない世界をめざして