「パジェロ」オリジナルモデル作成
お気に入りのパジェロ、気に入ったモデルとなるとどうしても欲しくなるのが実車を模したスケールモデルだ。
これまでもA53HGS(ギャラン16LハードトップGS)、グロリア430ワゴンで実現させた。
ギャランの場合は16Lの1世代前AUGSのプラモデルを改造して作成、グロリアの場合は430セダンのプラモデルを改造して作成した。
さて、今回は...

<ベース車両の入手>
残念ながらV45Wブリスターのプラモデルは発売されていない。
いろいろ調べていく内にAUTOartという海外のミニカーメーカーから98年式1/18スケールモデルが発売されていることが判った。
AUTOartは香港のメーカーでミニカーマニアの間では極めて評判の良い、細部まで忠実に現車を再現していることで知られているメーカーだ。
ただ、ミニカーとしては他のメーカーに比べて大変高価で1/18だと大体1万円前後から数万円の定価設定である。
パジェロブリスターもその中では比較的安価な方だったが定価8400円とのことだった。
それでも、欲しいとなったらとことん欲しいのが我が性分であり、ネットで購入すべく検索をかけまくった。
ところが、旧年式のためほとんどのミニカー販売店に在庫がなく今後も再入荷の予定はなさそうであることが判った。
そこでヤフオクで出品がないか毎日アクセスしてみたがそうタイミング良く出品されるものではない。
そんなおり、岡山県にあるミニカー屋さんのリストに載っていたので問い合わせてみると「在庫あり」とのこと...
定価販売ではあったが迷わず注文して「クリアブルー」のミニカーを手に入れた。
さて、このミニカーをベースに「マイパジェロ」に向けて改造だ。
<参考車両の入手>
プラモデルと違い、完成品のミニカーを改造するにはパーツの取り外し、分解といった作業がどうしても必要になる。
タイミング良くヤフオクで同じ車両のジャンク品が出品されていたので分解の際のの参考と部品取り用としてこれを落札し、入手した。
落札価格は500円、しかし、それ以上の価値ある参考資料だ。
<ベース塗色>
まず、ベース色としてシルバー塗装だ。
ドアやバンパーなど、出来るだけパーツを外しマスキングしやすくして作業にかかる。
塗料の食いつきが良いように全体にペーパー掛けをし、ウィンドウガラス、サンルーフなどはマスキングテープで...タイヤや室内などへの塗料侵入防止策としてはティッシュペーパーを利用してマスキングした。
塗料はプラモデル用のタミヤアクリル塗料だ。
この塗料は溶剤がアルコールなので乾かないうちなら筆やエアブラシ器具を水で洗えるため大変使いやすく経済的なのだ。
<外したドアも同様に>
これは外したドアを塗装したところ。
窓枠や内張はさらに外してドアだけにして塗装した。
<マスキング除去>
生乾きの状態でマスキングを取り去る。
完全に乾いてからだとせっかく吹いた必要な部分の塗料がマスキングテープと一緒に剥がれてくる可能性があるからだ。
フロントグリル部分はこの後のホワイト塗装をしてから剥がすのでそのままにしてある。
<ホワイト塗装>
次にボディ中央のホワイトを吹く。
純正色のソフィアホワイトに近づけるためホワイトにほんの少量レモンイエローを混ぜた。
もちろん境界はマスキングしてスプレーする。
マスキングのじゃまになるのでフロントアンダーミラーもこの時点で上部を取り去っている。
これは塗装後にマスキングを取った状態だ。
<後部も同様に>
後部のテールゲートはスペアタイヤとナンバープレートホルダー、ワイパーを取り外して同様にスプレーする。
<ドアの組み付けと装飾>
外してあったドアも同様にホワイトをスプレーし、ボディに戻す。
実車ではホワイト上部にゴールドのスピンテープが貼られている。
正確なスケールだと0.3mmほどの幅になるが非常に難しい作業になるのでやや妥協して0.5mm幅ほどのテープを作って貼り付けた。
「GDI V6 3500」のロゴは実車のロゴを写真に撮りコントラストを上げて水転写紙に印刷して貼り付けた。
<サイドライン>
バンパーにあるくぼみのラインに合わせて前後輪の間にサイドラインテープを貼る。
このラインは実車でもステッカーなのでスケールを合わせて粘着紙に印刷して貼り付けた。
<フロントバンパーの組み付け>
外してあったバンパーをボディに戻す。
このミニカーではバンパーにあるフォグランプ部に実車にはない透明プラスチックがハメ込んであったので取り去った。
ナンバープレートは実車の写真からスケールを合わせて粘着シートに印刷して貼り付けた。
<スペアタイヤの組み付け>
スペアタイヤはカバー付きを模したものをタイヤサイズに合わせて木で作成し塗色した。
表面の柄はナンバープレート同様、実車を写真に撮り、粘着シートに印刷して貼り付けたもの。
<細部の手入れ>
上の写真と見比べてもらいたい。
リヤのマッドフラップ(泥よけ)がこのミニカーでは実際の2/3ほどの幅しかなくリヤタイヤをカバーしきれていない。
そこで別途手に入れた参考車両から切り取って接着し、不足部を補充し、最下部を実車同様に艶消し黒で塗装した。
また、実車と同じようにリヤシート、荷室、テールゲートの各ウィンドウにスモーク処理を施した。
これは実車用のスモークフィルムを実車同様に内側から貼り付けた。
また、ミラーやドア内張もこの時点で総て元に戻してある。
<ルーフキャリアの製作> 車両の改造は一応終わったが「マイパジェロ」にするためルーフキャリアを製作し装着することにした。 <ラックの製作>
<ラック部完成>
<ベース作成>
<塗装>
<完成>
現車に装着されているキャリアから寸法を計りだし、1/18にスケールダウンして製作する。
ベースキャリアの上に乗せるラックを作る。
サイドは厚紙から切り出して2枚重ね、ラック部は1mm×1mmのヒノキ棒で作成、1本1本アロンアルファで接着していく。
総てを接着し終え、ラック部は完成だ。
脚は厚紙で切り出した。
ベースキャリアは1mm×2mmヒノキ棒を2本貼り付けて1本を作成、それを2本作る。
理屈では2mm×2mmの角棒が出来るはずだが実際は貼り付けた側の方が少し長くなり、断面がちょうど具合の良い長方形の角棒が出来上がった。
それにラックを接着してあとは全体を艶消し黒で塗装する。
塗装は艶消し黒で方向を変えながら全体が均一になるようにスプレーした。
筆塗りでも良いと思ったが敢えてスプレー仕上げを選択した。
塗装が乾いたキャリアを車体に乗せて完成だ。
出来ればサイドバイザーを作って装着したいので、とりあえず「暫定」ってことか...
しかし、ここまででも写真の撮り方次第では一見実車に見えるかも...
<フィギュアを作る>