HONDA LEAD SS
<2012年2月27日初稿><経緯>
86年に相原から保谷市(現西東京市)に移り住み、半年ほどはバス&電車通勤をしていた。
しかし、渋滞による通勤時間帯のバス所要時間があまりに不安定であり、精神衛生上よくないのでかなりの比率でXS650通勤となっていた。
しかし、異常に広いハンドル幅(93cm)のXSではすり抜けもままならず、これまた精神衛生上よろしくない。
で、「原付スクーターを買おう!」というのが購入の経緯。
87年に八王子のヤマハオートセンター(現レッドバロン)で中古購入。
車体色は当初、写真のとおりブラックだった。
86年にリードRが発売されたときにSSのブラックは廃止になっていたのでそれ以前の年式ということだ。
即行った改造はサイドスタンドとハイスピードプーりーの装着。
ハイスピードプーりーとはVベルト変速機構のドライブ側プーりーのウェイトローラーがより外側まで移動し、プーリー間隔を狭くできる構造になっていてVベルト自体もより外側まで押し出されて最高速が増すパーツだ。
内側への移動は標準と変わらないのでギヤ比の変更と違って加速を損なうことのないスグレモノ。
原付バイクは総て60km/hでリミッターをかけることが義務づけられており、スクーターはVベルトがドライブ側で、ある程度までしか外側に移動しないようにすることでこれを達成している。
ハイスピードプーリーはそれを解除してしまうパーツなのでいわば「違法」なのだが...
だいたい原付は法定速度30km/hなのに60km/hでリミッターをかけること自体おかしな話である。
ともかくこれで時速70km/hぐらいは出るようになった...この重たいマンモスを乗せて。
外観ではホイールをレッドに塗装、フェンダーにHONDAのウィングマークを貼った程度。
この状態ででしばらくは乗っていた。
<全塗装>
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が...まだ若かったんだねえ...塗装をしてみたくなった。
当時WGPでのホンダワークス、ロスマンズカラーに...
新青梅のJマートにロスマンズステッカーのセットが売られているのを見たのがそのきっかけ。
価格1700円で大小いろいろかなりの数が入っている袋入り。
当時は今と違ってこういったグッズがとても安価だった。
いい時代だったねえ。
WGPの写真などを参考に不足している「HRC」やウィングマークを別途購入。
スクーターなので実際には装着していないチェーンの「RK」やダンパーの「SHOWA」なども購入。
前面の「LEADSS」ステッカーも剥がしてしまうともう使えないので純正販売店で新たに購入。
オリジナルは右上がりの斜め貼りだが、カラーリングに合わせて水平貼りにした。
結局「ロスマンズ」セットより追加で購入したステッカーの方が金額いっちゃったかな?
ホワイトとブルーの境目にはやや太めの赤テープと金テープで装飾した。
せっかく赤くしたホイールも白く、サスのピボットアームカバーも白く...
なかなかのもんでしょ?
これらの写真で見える「ロスマンズ」関連のステッカーは大小・ロゴも含めて総て袋入りセットのもの。
1700円は安いよねえ。
タイヤメーカー(ミシュラン)のステッカーだけはさすがに気が引けて貼れなかった。
だって実際に履いていたタイヤはダンロップなんだもの...
でも、自分のかぶっていたアライヘルメットのステッカーは下の方の目立たないところにひっそりと貼って...
力作なのでずっと乗りたかったのだが91年に路地から出てきたクルマに激突してオシャカ...痛っ!
思い出したくないが、これ書いとかないとね。
命があっただけめっけもんよ。