1.作成開始
とりあえず船体の外形が出来た。
設計図などというものは特にない。
なにせ急に思いついて作ることにしたのだ。
すべてはドイトに木を購入しに行き、材料の状況を見ながら頭の中で構想を練る。
もう少し背の高い舟にする予定だったのだが、ドイトというのは基本的に日曜大工の店という認識を新たにした。いわゆる工作用の材料というのは意外と種類が少ない。
へさきの反りを考えると厚みは3ミリが限度...だが、3ミリ厚の桧板は幅5センチが最大...しかも意外と高い..90センチで1枚400円。
「仕方ない、5センチ幅の木で何とかしよう」
と2枚購入...考えた末、へさき部分は高さを稼ぐために重ねることにした。
おかげで、よけい工作が大変になった。
底板は、桧じゃあコスト高で大変...手頃な杉材も見あたらない。
「いいや、底板ぐらい松でもよかろう」
と、15ミリ厚のパイン集成材にした。これなら1000円以内。
見えないところはステンレスのスクリュー釘で固定。
上から3ミリ厚、15ミリ幅の桧材を貼り、真鍮鋲で飾り固定。