「コルトプラス」プラモデル作成
<入手したプラモ>
<フロントグリルの改造1>
<開口部のカット>
<リヤビューの改造1>
<フロントグリルの改造2>
<塗装>
<細部の組立>
<完成>
<ディスプレイ>
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コルトプラスも例に漏れず実車を模したスケールモデルが作りたい。
しかしモデル化としてはやはりマイナーなのかプラモデルはもちろんミニカーすら発売されていない。
でも、インターネットで捜してみたらコルトプラスはないものの「コルト」ならあるではないか。
しばし考えたが「なんとか改造できるだろう」と注文に踏み切った・
結構苦労したが面白い改造だったので、ここで紹介することにした。

この写真は実車、営んでいる貸別荘「ロングホーン北軽井沢」に乗り入れたときのもの
これがネット通販で手に入れたコルトのプラモデルパッケージの写真だ。
メーカーはフジミ、スケールは1/24で、三菱コルト エレガンスバージョン」となっている。
なんと価格が2千円を超える...一般車のプラモデルとしてはかなり高額だ。
箱を開けるとこんな感じ。
2千円を超えるプラモデルとしては部品点数も少なく割高感は否めない。
「所有車」とかって思い入れがなければ、まあ手の出る製品じゃないな...ん、だから高いのか...
ともあれ、ベースのキットが手に入った。
さて、このキットから「コルトプラス」に向けて改造だ。
改造、まず手始めはフロントグリルだ。
実車購入時はコルトもコルトプラスもフロントグリルは同一のデザイン。
だが、このプラモデルは年式がけっこう前のものでグリルデザインがかなり違うのだ。
冒頭の実車写真と見比べれば一目瞭然。
バンパー下の開口部の形状なども大きく違っている。
結構この改造は難儀だぞ。
まず、フロントグリルの開口部を実車と同じ様にカットする。
上の写真と見比べるとかなり大胆にカットしたことが判るだろう。
ひとまずフロントはこの状態までで、リヤの改造に移る。
これがプラモデルのリヤビューだ。
コルトのプラモデルなので当然だがリヤビューはコルトプラスとはまったく違う。
これが実車のリヤビュー。
コルトより約30cm全長が後方に伸びて丸みを帯びた形状になり、テールランプ類のデザインも大きく異なっている。
上の写真でも判るとおり、サイド最後方のはめ殺しウィンドウの形状も違っているので鉛筆で加工の下書きをする。
鉛筆の下書きを元に窓の形状をカットした状態。
もちろん反対側も同様にカットした。
窓の周りにはアクリルカッターでモールドをつける。
リヤのテールゲート部分は完全にカット、全長を伸ばす目安としてプラ板で作った部材を接着した。
これを目安にリヤビューを整えていくのだ。
総てをパテ盛りするにはパテが大量にいるので、大まかな形を発泡スチロールで作っておく。
この上から何度もパテ盛りと研磨を繰り返して最終的な造形をしていく。
パテはクルマ補修用の厚付けパテを使用した。
主剤と硬化剤からなる二剤系のパテだが溶剤が含まれているので最初の盛りつけでは発泡スチロールが浸食されて結構肉痩せする。
1回目のパテ盛り直後の状態。
この状態でしっかり硬化させれば2回目からはほとんど肉痩せすることがなく、ほぼ思い通りに造形していくことが可能になる。
何度かパテ盛りと研磨を繰り返しある程度形が整ったところで一旦ホワイトのサーフェーサーを吹いた。
次にリヤウィンドウの開口、テールランプやバンパーの形状を彫り込んでいく。
何度も何度も実車と見比べながら根気のいる作業だ。
再びフロントの改造だ。
バンパー形状も実車と大きく異なるのでパテ盛りで形を整える。
ペーパーでバンパー形状を整え、次にバンパー下開口部にルーバーを作っていく。
ルーバーは不要になったCDケースをプラ板として利用した。
開口部を横断するルーバーが総て入った。
そして縦のルーバーも入れる。
この作業の間に硬化するよう、リヤウィンドウ上部のスポイラーを成型するためのパテを盛っておいた。
リヤスポイラーをペーパーで整形。
バンパーやテールランプ周りのモールドを概略彫り込んで、またここでサーフェーサーを吹いた。
今回はグレーのサーフェーサーだ。
フロント側はこんな感じでほぼコルトプラスのシルエットが完成に近づいた。
造形がある程度出来たところでいよいよ塗装開始だ。
まず、実車が赤のメタリックであることを踏まえ、レッドの発色をよくするため、全体にシルバーを吹いておく。
そしてレッドを下地が見えなくなり、満足のいく艶が出てくるまで重ね塗りをしていく。
充分にレッドが乾いたら全体にクリアを吹き、面相筆で窓枠などの縁取りをする。
塗色は艶消し黒だ。
塗料は乾いているようでも強く押しつけると簡単に指紋などの跡が付くので出来るだけボディに触らないように筆差しをするが...
これが結構集中力のいる作業なのだ。
リヤのテールランプ周りはガンメタルで筆差しする。
天気も良く、風もないので屋外で乾燥を待った。
実車をバックに乾燥中を「パチリ」だ。
レッドまで吹いたボディは塗料が乾燥硬化するまで出来るだけ触りたくないのでこの間に細部の組立を進める。
先ずはインパネだ。
全体を艶消し黒で吹いた後、実車を確認しながらシルバーで細部の縁取りをポインティング。
メーターパネルやステアリングボス中心の三菱マークはデカールだ。
オーディオはシルバータイプなのでこれも筆差し。
細部は基本的に説明書通りに組んで行くが、オプションで付けた「インパネトレイ」は、模型でもやはり付けたい。
なので、ナイフ、リューターなどを駆使して彫り上げた。
そしてナビ、マルチメーターなどの小物を別途作成して装着。
まあ、このあたりはちょっとした「こだわり」ってとこかな。
次はウィンドウのガラス
モデルのオリジナルは総て窓は閉まった状態で作成するようになっている。
でも、せっかくインパネトレイやその上の小物を作ったのに見づらくなってはおもしろくない。
なので、運転席と助手席は窓を開けた状態で作ることにした。
フロントガラスの黒縁を内側から塗装した後、アクリルカッターで運転席と助手席を切り取った。
また、最後方のハメ殺し窓も窓形状の違いから大きさが半端なので切り取る。
この窓用には切り取った運転席と助手席の部分を流用して別途作成した。
後部座席は実車が標準でスモークガラスなので実車用のスモークフィルムを貼り付けた。
ボディに付けてみるとこんな感じ。
テールランプはドリルで穴を開け、適当な太さの透明なプラ棒をジャンクパーツの中から探し出して着色して埋め込んである。
テールランプの縁取りはキーホルダーやストラップに使われている金属リングを加工して貼り付けてある。
ヘッドライトカバーやワイパー、ルームミラーのステーなど、小物を組み付けた。
サイドバイザーはプラ板で自作、マッドガードはエポキシパテで自作した。
グリルネットは裏側からエポキシパテを押し込みオモテ面で整形してネットの模様を彫り込んで作成した。
傍らには塗装して乾燥中のドアミラーが見える。
リヤ側もウィンドウのガラス、テールランプカバーをポリフィルムで自作して貼り付けた。
リヤワイパーや三菱マークのデカールも付いた。
いよいよ完成も間近だ。
ドアミラー、アンテナ、ナンバープレートも付き、シャーシを組み付けてとりあえず完成だ。
タイヤは少し幅広だが、ホイールのデザインが似ていたのでそのまま使用した。
リヤもナンバーが付いた。
バンパ下両側の反射板もくぼみを付け、クリアレッドの塗料を流し込んで再現した。
現在、完成したコルトプラスはマイコレクションのコーナーに並べられている。
ここにはパジェロやNS500、トップガンGPZなど、比較的最近作った作品を並べている。
まあ、とても古い「紙粘土のVmax」もあるけど...
要するに「お気に入りの作品」展示場なのだ。
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