NLP抗議文

 18日からのNLPに対し、横田撤去センターは21日に基地に抗議に行きました。抗議文は以下の通りです。

 米空母キティー・ホーク艦載機の離発着訓練の即時中止を求める

 米空母キティーホーク艦載機の離発着訓練を九月十八日から硫黄島で実施、二四日には横田基地など本土で実施することにしたことに対し、強く抗議するとともに訓練の即時中止を要求する。

 

 地元小笠原村は、この硫黄島での米艦載機の離発着訓練に厳しく抗議しており、しかも、八王子市・日野市・町田市も今回の訓練を中止するよう求めている。
 東京都議会は三月に「周辺住民の平穏な生活を確保するという立場から、米空母艦載機による離発着訓練の中止をはじめとする横田基地および厚木基地周辺の総合的な航空機騒音防止対策の推進に関する意見書」を全会一致で採択するなど、こうした訓練に対し、我々をはじめ広範な人々が、これに厳しく抗議してきたところである。

 にもかかわらず、米海軍は九月十八日から、米空母キティー・ホーク艦載機による離発着訓練を強行している。
 我々は、住民から「静かな夜」を奪い、周辺の多数の住民に耐え難い精神的・肉体的苦痛を与える、人口密集地にある横田基地などでの訓練に反対するものである。同時に、日本全土でのNLPの全面禁止を求めるとともに、硫黄島における訓練に反対するものである。
 我々は、訓練の即時中止ならびに、その元凶である横須賀基地からの米空母キティー・ホークの撤退ならびに横田基地の撤去を強く要求する。

一九九八年九月二一日
横田基地撤去と基地被害をなくす共同行動連絡センター

   代表委員 岩本寅次(西多摩労組連議長)
       児島 徹(医療法人健生会理事長)
       鈴木亜英(三多摩法律事務所弁護士)
       田中龍男(国立・立川・昭島労連議長)
       浜林正夫(一橋大学名誉教授・横田平和まつり実行委員長)
       三好鑛一(三多摩労連議長)

在日米軍兼第五空軍司令官ジョン・B・ホール中将殿
在日米軍横田基地第三七四空輸団司令官アラン・J・ブライディング大佐殿