またもや、今月2度目、横田基地所属部隊のへりが緊急着陸事故

 (東京平和委員会メールニュースより転載)  またもや、今月2度目、横田基地所属部隊のへりが緊急着陸事故
 2004年11月23日、午後4時25分ごろ、在日米空軍横田基地(東京都福生市)第459空輸 中隊所属のUH―1N型のヘリコプターが、東京都の管理する調布飛行場(調布市) に緊急着陸しました。
 同ヘリコプターは、赤坂プレスセンター・ヘリポートに向かう定期輸送便でした。
 横田基地を離陸した後、計器に異常を示すランプがついたため、緊急着陸をしまし た。
 乗員2人と乗っていた米軍関係者5人にけがはありませんでした。
 調布飛行場は、離島をつなぐ小型機の定期便が発着し、周辺には味の素スタジアム やスポーツ施設・福祉施設などあり、ひとつ間違えば人命をも巻き込む、惨事になり かねない状況でした。
 同部隊所属のヘリコプターは、8月23日に横浜みなとみらいに不時着し、11月 2日に沼津市の公園に、不時着しています。
 いずれも「UH―1N型」のヘリコプターで、同じ機の可能性が出てきています。

 東京平和委員会は、以下の抗議文・要請文をアメリカ大使館と日本政府に送りまし た。

 沼津平和委員会は、防衛庁など関係省庁に要請行動をおこないます。
 
 抗議・要請のファックス・メールを送ろう
 ● 小泉 純一郎首相
 〒100-0014 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣官邸
  首相官邸 Fax: 03-3581-3883 Tel: 03-3581-0101/03-5253-2111
  WEBサイト投稿ページ: http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
 ● アメリカ大使館
 Embassy of the United States of America in Japan
 〒107-8420 東京都港区赤坂1丁目10-5 アメリカ大使館
 駐日米国大使 ハワード・H・ベーカー
 Tel:03-3224-5000 Fax:03-3505-1862


在日米空軍横田基地第所属ヘリコプターの調布飛行場緊急着陸への抗議声明

東京平和委員会は、昨日発生した、在日米軍横田基地所属ヘリコプター緊急着陸事故 について、駐日米国大使ハワード・H・ベーカー氏と日本政府に対し、抗議と要請の ファックスを送りました。
 23日、午後4時25分ごろ、在日米空軍横田基地(東京都福生市)第459空輸 中隊所属のUH―1N型のヘリコプターが、東京都の管理する調布飛行場(調布市) に緊急着陸しました。 同ヘリコプターは、赤坂プレスセンター・ヘリポートに向かう、定期輸送便で、横田 基地を離陸し、計器に異常を示すランプがついたため、緊急着陸をしました。 乗員2人と乗っていた米軍関係者5人にけがはありませんでした。
 調布飛行場は、離島をつなぐ小型機の定期便が発着し、周辺には味の素スタジアム やスポーツ施設・福祉施設などあり、ひとつ間違えば人命をも巻き込む、惨事になり かねない状況でした。
 現在、米軍が飛行している真下には、住宅が密集しています。沖縄・普天間基地の ヘリ墜落か立て続けに発生する事故で、米軍基地の存在事態が市民生活に脅威となっ ています。
 しかも同隊のヘリコプターは、8月に横浜、今月3日に沼津で緊急着陸事故を起こ し、今回で3回目です。 私たちは、再三にわたり米軍機の市街地上空の飛行中止を求めてきましたが、米政府 と米軍はそれを無視しつづけています。
 東京平和委員会は、怒りをこめ米政府に厳重抗議するとともに、日本政府に対し断 固対処するよう求め、以下のことを強く要請しました。

@ 緊急着陸事故原因の徹底究明おこない公表すること。
A 横田基地所属ヘリコプターの飛行を中止すること。
B 赤坂プレスセンターのヘリポートの使用をやめ東京都に返還すること。
C 横田基地を返還すること。

2004年11月24日

 
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