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【家庭で楽しむイタリアン】ラ・リチェッタ 食品・食材

パルミジャーノ・レジャーノ

パルミジャーノ・レジャーノは、パルマとレッジョエミリア周辺で作られる24ヶ月以上熟成させたチーズです。
この地域の良質な生乳約20リットルから、
1キロのパルミジャーノ・レジャーノができあがります。
イタリア・ルネサンスの散文作品
「デカメロン」(1348〜53)にも登場する
伝統あるチーズです。

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うま味成分たっぷり!

 グルタミン酸含有量は昆布並み
24ヶ月以上の熟成期間を経て、生乳のタンパク質はアミノ酸に分解されます。アミノ酸の一つで、うま味成分の代表的存在であるグルタミン酸が含まれている量は、 昆布に匹敵するほどです。

余談ですが、昆布だしの味の正体がグルタミン酸であることを解明し、この味を、酸・甘・塩・苦の四基本味に加えて、第五の味として「うま味」と名付けたのは、池田菊苗(1864-1936)という日本人の科学者です。今では、うま味(UMAMI)は国際的に通用する公式用語だそうです。

うま味調味料の一つとして

 スープを作るとき一緒に皮を煮込んだり・・・
うま味成分がたっぷりと含まれているパルミジャーノ・レジャーノは、特製のナイフで不規則に切り取った塊をそのまま食べたり、 削っていろいろな料理の調味料として使います。

残ったワックスの部分も捨てずに、ミネストローネなどのスープを作るときにだし代わりとして一緒に煮込みます(まさに、昆布みたい!) イタリアでは、「下手な料理人ほどパルミジャーノ・レジャーノをたくさん使う」と言われているとか。パルミジャーノ・レジャーノに含まれているうま味は、料理人の強〜い味方なのでしょう。



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