有限会社ポテンシャル農業研究所

ポテンシャルの自立する研修システム

 

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ー 6ヶ月の長期研修を終えてから ー

  

  今年からポテンシャルでは研修の場をもうけました。6ヶ月間種まきから収穫まで無農薬でお野菜を作る仕組みや技術を研修生自らが学びます。ポテンシャルでは自然が先生です。

  また来年より隣の長野県の研修施設と提携します。そこでは農業者向けには種苗技術習得、一般向けには農業体験を中心に研修をしていただく予定です。今の日本では農薬でコーティングされていない種はほとんどありません。種苗技術習得研修はご自分で無農薬の種を作っていただき、本当の無農薬野菜を作っていただくためのものです。また、一般向けの農業体験としては、実際に農業を体験していただく以外に、わら細工やこんにゃく作りなど幅の広い体験をしていただく予定です。村では休校舎を提供してくださるなど、村をあげて協力の体制を示してくださり、地域を巻き込んで大きく発展していく可能性を秘めています。

  ポテンシャルの研修制度は「研修生が自立する」システムです。

  それは「研修を終了したあと独立され、農家として出発される方で、互いに契約する意志のある方と、契約一年目に出来る野菜の最高で80%をポテンシャルが販売する保証させていただく(契約をする)」というものです。つまり、ある程度の保証をした上でご自分で販路を作り出していただくというものです。よって2年目以降はその保証率を減らしていくというシステムです。(ただし減らす率は一律ではありません。)

一例ですがじゃが芋は今年200円/kgで買い取っております。

業者の方ならおわかりいただける価格だとは思います。しかしその方が自立するまでの間、ポテンシャルが委託販売するわけで、したがって生産者の方にも消費者の方にもひどく負担をかけないシステムにするよう心がけております。

またその買い取る金額の30%を種を播いてから2ヶ月以内に前金としてお支払いします。3月に種を播いて収穫し、お金が入ってくるのが8月。その6ヶ月間は無収入です。そのリスクを軽くするためにもポテンシャルは支援します。ゆくゆくはそのリスクを農家半分、消費者半分ぐらいにしていかないと、無農薬有機栽培では成り立っていきません。そういうシステム、生協のようなシステムをポテンシャルは作ろうとしています。なぜこんな事をしようとするのでしょうか。それは無農薬有機栽培の農業者をどこも育てようとしていないからです。またそれは私ひとりが作るのではなく、生産者や消費者のみなさんひとり一人がご自分で参加していく必要があります。

 

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システム作りは先の話ではありません。すでに平成12年地元高山市で始めようと考えています。

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ロングステイ(6ヶ月以上の長期研修)と
 ショートステイ(短期農業体験研修)ー

 

  農業者を目指す方や本格的に無農薬有機栽培に取り組む方を対象とした6ヶ月以上の長期研修と、農業体験をしていただくショートステイ(短期研修)の2つの研修があります。やる気のある方ならどなたでも歓迎します。基本的に農業体験は一切問いません。研修規程をお読みいただき研修を希望される方は、お電話かFAXもしくはメールでお気軽にお問い合わせください。

 

有限会社ポテンシャル農業研究所

 tel & fax 0577-53-3488 or 0577-53-3811 e-mail poteal@evony.plala.or.jp

 

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 第三期生募集(平成12年3月開始予定)

 平成12年度3月1日より第3期生の長期研修生を募集します。ポテンシャル農業研究所では自然が先生であり、まわりから色々なことを学んでいく「自然との対話」から始まる農業です。3月1日というと、まだ寒いさなかですが、1年間の畑作業の中で一番貴重な時期でもあります。まず種まきに始まり、苗の管理。百姓にとって苗作りはとても重要な仕事です。「苗半作」と言われるように、苗ですべての仕事の半分は決まると言われています。つまり一年間の百姓仕事のうちの半分を体験したことにひってきするわけです。ぜひ、体験していただきたいと思います。
   研修費・6ヶ月間 30万円 食費宿泊込み
      (自炊2食・運が良ければかわいい女の子が作ってくれるかも)

 ☆ ショートステイ・自然と対話をしませんか?(予約制)
   初回の方    1泊2食 3万円より(最大1ヶ月間5万円)
   2回目以降の方 1泊2食 5千円  (最大1ヶ月間5万円)

 


研修規程

(研修をされる方の規程です。読んでいただき申請書を提出していただきます。)

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第1章 総則

(目 的) 
第1条 この規程は、農業を通して地域産業に貢献できる自立者を育成することを第一の目的とする。

(研修の種類) 
第2条 研修の種類は次の通りとする。 
 1,6ヶ月研修(ロングステイ) 
 2,ショートステイ

(研修の期間) 
第3条 
 1,6ヶ月研修(ロングステイ)研修期間は研修開始日より6ヶ月間とする。 
 2,ショートステイ      研修期間は研修開始日より1ヶ月間以内とする。

(延長の申請) 
第4条 本人から研修期間延長の申請があった場合はそれを妨げないものとする。

(研修の費用) 
第5条 
 1,6ヶ月研修(ロングステイ) 
   6ヶ月間で30万円とする。延長の場合は1ヶ月間につき5万円とする。

 2,ショートステイ 
   初回は1泊から6泊までを3万円とし、7泊から9泊目までは1泊に付き5千円とする。2回目以降の1泊から9泊までは1泊に付き5千円とし、10泊目から31泊までは一律5万円とする。なお1泊とは1泊2食で各自自炊とする。

(研修終了の権限) 
第6条 「有限会社ポテンシャル農業研究所代表取締役」は、研修生として相応しくない行為があったと認めた場合には該当者の研修を直ちに終了させることができる。その場合研修費の返金はひと月単位とし、月の途中の場合は日割りとする。相応しくない行為とは次の通りをいう。 
 1,団体行動を乱す行為 
 2,他の団体への勧誘 
 3,物品販売行為 
 4,その他、代表取締役が相応しくないと認めた行為

(研修中止の申請) 
第7条 研修生は研修期間中に申請することで研修を中止する事ができる。その場合研修費の返却は一切ないものとする。

(未成年者の申請) 
第8条 申請者が未成年の場合、保護者の承諾を必要とする。

付   則 
1,この規程は、1999年11月1日より実施する。。

 

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