キャンペーンストーリー概要
シーズン− “Guns of Partner(アナタの友にして力)”
まだ幼い少女であるジルは、ニューロエイジではそれほど珍しくもないストリートキッズの1人である。
“災厄の街”トーキョーN◎VAの外れにあるスラム街での生活はお世辞にも裕福とはいえないものだったが、様々な仲間や家族のように面倒を見ている2人の弟妹とともに、陽気に意地汚い生活を送っていた。
そんなジルはある日、ひょんなことからイワサキのタタラから開発中の電脳剣を盗み出し、それを自身の電脳と直結させてしまう。
……それが自らの運命を大きく揺るがすことになろうとは、このときのジルは知る由もなかった。
シーズンT “Low-Wormer(ジル)”
電脳剣に操られたジルがスラム街で大量殺戮を起こした事件からおよそ一ヶ月。
ジルはまた元のような平凡なストリートでの生活に回帰していた。
元マーダーインクの狐塚。ブラックハウンドのレイ。桜華一剣流継承者の悠羽。チームリーダーのタクマ。N◎VA軍将校の蕪木。娼館店長の石動。常連客の宗谷。元企業工作員のアリア。
一癖も二癖もある面々との触れ合いの中で、ジルの心身も徐々に大人への成長を始めていた。
そんな、そろそろ年の瀬も見えてきた頃。悠羽はジルに真剣を使用した本気の勝負を挑んできた。ジルが過去に起こした殺戮事件のことを知った悠羽が、その力を見極め、必要なら自らの手でジルに引導を渡そうというのだ。突然の事態を理解できないまま、ただ身を守るためにジルは日本刀を引き抜く。
生と死の狭間で、ジルの電脳の奥底に潜んでいた殺人鬼のペルソナが再び目を覚まそうとしていた。
シーズンU “Break up(別れの季節)”
カタナとしての力をある程度コントロールできるようになったジルは、それを利用しフリーランスのボディーガードとしてスラム街で活動を起こそうとしていた。
しかし、そんなジルの想いに呼応するように、平凡だった日常まで崩壊を始めていく。
これまでジルの周りにいた人々が次々に不可解な死や失踪を遂げた。そして、孤児院時代の親友“バディ”の命を奪う間接的な原因となった千早レオとも、ついに邂逅を果たしてしまう。チームが壊滅しタクマも連れ去られ、さらに自分の脳がトロンの塊だと知らされたジルの心は疲れ捻じれていく。
そんな中で、蕪木はジルをN◎VA軍で新しく設立される特殊部隊へと誘おうとした。
弟妹たちに裕福な生活をさせるため、そしてなによりレオを殺す力を手に入れるためその誘いに乗ったジル。住み慣れたレッドエリアのスラム街を後にした3人を待ち受けていたものは、とてもモルモットとは思えないような、優雅で何不自由ないホワイトエリアでの生活だった。
シーズンV “Buddy-Buddy(昨日の友は明日の敵)”
N◎VA軍の特殊外人部隊の一員として活動を開始したジル。
まだ幼さの残っていた肉体は日本の超技術で強化され、大味だった剣技も日増しにその鋭さを増していった。若干の増長を胸に抱きながらも、ジルは淡々と日々の任務をこなして行く。任務の中でかつて姉と慕っていたレイたちとも再会するが、お互いにかける言葉が見つけられずすれ違いとなってしまう。
そして、待ち焦がれた千早レオ暗殺の命令が下された。並み居るクグツの群れを潜り抜け、立ち塞がったアリアを倒したジルはついにレオを斬ることに成功する。地に伏したレオは溜息まじりにジルの執念を賞賛し、自らバディの心臓を抉り出し絶命した。
復讐を果たしたジルは達成感に浸る暇もなく意識を失ってしまう。過ぎたる力は、気がつけばジルの体までも蝕み始めていたのだった。
シーズンW “Act of God(トーキョーN◎VA)”
このまま戦い続けたなら20歳まで生きられないだろうと、研究チームは回答を示した。
そのことを理解していても、現状を維持するためにはカタナと化すしかない。それがハイランダーの生活を知ってしまった人間の、悲しい選択だった。いつしか街に噂が流れた。日本軍の手先と成り下がり、不穏分子を処分して回る傭兵部隊が存在している。そしてその“地雷犬部隊”の隊長はまだ年端も行かぬ少女が務めているようだ、と。
ジルはマーダーインクのボスであるドン・クーゲルをあと一歩のところまで追い詰めていた。そこで狐塚の遺品というディスクを受け取ったジルは、蕪木の野望の全容を知る。
ジルの力を利用してN◎VAを転覆し、その機に乗じて日本軍が武力で世界を支配するという悪夢のシナリオ。しかし時は遅く、ジルの戦闘能力をコピーしたドロイド兵士が各所でクーデターを開始していた。その中でジルの住居は爆破され、アンジェが完全死亡し、鳳も肉体の大部分を失う重傷を負った。
生き残る方法はひとつしかなかった。メタトロンとの融合によってミミールの後継機“ガンズオブパートナー”の性能を極限まで引き出したジルは、仲間とともに軍駐屯地へ特攻することを決意した。
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