
(Sorry. The Japanese language only.)
ページ更新日:2006年9月8日
| ホーム>パソコン研究室>スクリーンセーバーの消費電力 |
| 前【CeleronMのビデオエンコード2】へ | 次【スクリーンセーバーPart2】へ |
スクリーンセーバーの消費電力 |
普段何気なく使っているスクリーンセーバーですが、場合によっては意外に電力を消費するようです。見落としがちなスクリーンセーバーの消費電力について、少し踏み込んで考えてみました。 |
| CPU(S-Spec)(TDP) | Intel Pentium 4 2.26 GHz (SL67Y) (56W) |
|---|---|
| マザーボード | AOpen AX4GER-N(BIOS Ver:R1.07) |
| チップセット | Intel 845GE |
| ビデオ | チップセット内蔵 |
| メモリ | DDR333(PC2700)-512MB x 1 |
| ハードディスク | Maxtor 6Y060L0 (60GB/7200rpm/ATA133/2MBバッファ) |
| 電源(定格) | AOpen FSP350-60BT (350W) |
| OS | Windows XP Home Edition SP2 |
| スクリーンセーバー の種類 |
消費電力 (W) |
アイドリング時 との差(W) |
アイドリング時に 対する増加率※1 |
CPU 使用率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 3Dテキスト | 87〜91 | 34〜35 | 1.63 | 29〜45 |
| 3Dパイプ | 54〜57 | 1 | 1.02 | 0 |
| 3Dフラワーボックス | 88〜91 | 35 | 1.64 | 29〜48 |
| 3D飛行物体 | 87〜95 | 34〜39 | 1.67 | 24〜54 |
| Windows XP | 53〜56 | 0 | 1.00 | 0 |
| ブランク | 53〜56 | 0 | 1.00 | 0 |
| ペジエ | 54〜56 | 0〜1 | 1.01 | 0 |
| ラインアート | 53〜56 | 0 | 1.00 | 0 |
| 宇宙飛行 | 53〜56 | 0 | 1.00 | 0 |
| 伝言板 | 54〜56 | 0〜1 | 1.01 | 0 |
| (アイドリング時) | 53〜56 | − | − | 0 |
| ※画面のプロパティ:1024x768ピクセル/32ビットカラー ※1 消費電力(単純平均)をアイドリング時の消費電力(単純平均)で割った値です。 |
||||
↑消費電力の多い3D系スクリーンセーバースクリーンセーバー(OS標準実装)を幾つかピックアップして、その実行時の消費電力を測定しました。ご覧のようにアイドリング時より30W以上も増加する場合があり、最大の消費電力はアイドリング時のおよそ1.67倍にも達しています。 消費電力が多いのは、いずれも名前に「3D」が付くスクリーンセーバーです(「3Dパイプ」を除く)。他はアイドリング時とほとんど変わらないため、「3D」を冠する次の3種類が要注意ということになります。
単純に考えると、”消費電力が増える = パソコンが一生懸命仕事をしている” ということになります。CPUやビデオチップの演算、メモリやハードディスクのアクセス等、消費電力を増加させる要因は様々ですが、一番の原因はいったい何でしょうか? (注)3D:three-Dimensional(3次元=3次元グラフィックス)のことです。 ↑CPU使用率との関係測定結果(上表)に記載したCPU使用率は、タスクマネージャ(パフォーマンスタブ)のデータです。正確を期すためウインドウを最大化して目盛りを読みましたが、誤差を含んだ概略値であることをご了承ください。 このデータから、「消費電力の増加とCPU使用率の増加が一致している」ことが分かります。しかし、それだけでCPUが原因と断定することはできません。他の要因との切り分けができていないからです。根本原因の究明には、もっと多角的な調査が必要です。 ↑様々な構成での消費電力こちら(別ページ) に様々なシステムでの「3Dフラワーボックス」スクリーンセーバーの消費電力をまとめました(OSもハードウエア構成も任意のため、あくまで参考データですが)。当然システムごとに消費電力は異なりますが、増加率に着目した場合、”60%超”という数値は非常に多い部類に入っています。 ↑スクリーンセーバーの意義意外に電力を消費するスクリ−ンセーバーですが、だからと言ってそれを全て否定するものではありません。見ていて楽しいとか、綺麗な映像に心が和むとか、純粋な鑑賞目的のスクリーンセーバーには、それ自体に意義があるからです。 しかし、単にディスプレイの焼き付き防止のためなら、スクリーンセーバーの種類は何でも良く、極論するなら、「何よりディスプレイの電源を切るべきです」。 (注:スクリーンセーバーはCRTの省エネには多少の効果はありますが、LCD(液晶ディスプレイ)にはほとんど効果がありません。参考〜【CRTは不滅ですか?】) いちいち電源を切るのが面倒なら、節電設定を使って自動で切ることもできます。また、ディスプレイだけ電源を切った場合、パソコンのスイッチを誤操作するおそれもありますが、それは「必ずパソコンの電源ランプを確認する」ように人間の方を慣らせば良いのです。 ↑明るい未来のために?もっと話を進めると、「積極的にパソコンの節電モード(休止状態やスタンバイモード)を活用するべきです」。地球規模での省エネルギーや温暖化防止を考えると、そのような日がいつか確実にやって来るような気がします。しかし一気にそこまで飛躍しなくても、「スクリーンセーバーが余分な電力を消費している」ことに気付くだけでも、まずは省エネへの第一歩だと思います。 かけがえのない地球のために、一つ一つは小さな力でも、たくさんの優しい気持ちが積み重ねられるよう、心から願っています。 |
| アイドリング時 の 消費電力 |
■OSの起動が完了し、システムにログオンした状態で、アプリケーションは何も起動せずに、HDDのアクセスランプも消灯している状態で安定した数分間を測定しました。 |
|---|---|
| スクリーン セーバーの 消費電力 |
■同様にアプリケーションは何も起動せずに、スクリーンセーバー表示中の安定した数分間を測定しました。 |
(初めての方はこちら(はじめに)も忘れずにご覧下さい。)
| 前【CeleronMのビデオエンコード2】へ | 次【スクリーンセーバーPart2】へ |
| 【↑頁先頭↑】 TOP【パソコン研究室】へ HOME【パソコン☆家電 小研究】へ |