はじめに


赤ちゃんの頃に買ってもらったと思われる、祖父が手にしているお人形。その後小学生になった私に、頭は丸坊主に、眉はマジックで郷ひろみ風の太眉に落書きされて無惨な状態に。やがて気がつくとそのお人形は家から姿を消していました。。。どうしてあんなかわいそうなことをしてしまったんだろう。。。と、時々思い出されるたびに少し胸が痛くなります。

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初節句 祖父母と

今は古く痛んだお人形を見つけると、なんとかして直してあげたいという衝動にかられます。時々行うお人形のお手入れは、子供の頃の罪滅ぼしの気持ちも込めています。




お手入れ
について


もともと、骨董品やガラクタなど古い物が好きで、古いリカちゃんに夢中になりはじめてからは傷みの少ない人形ばかりを集めるようになりました。当然状態の良い物は高価で、すぐに資金が底をついてしまいました。結果、痛みの激しい安価な物を求めざるを得なくなり、自己流でお手入れしているうちに、手をかけてあげたお人形は生き生きと蘇ってくるように見えることに気付きました。

自分の作品やきれいになったお人形を多くの方に見て頂きたくてホームページを開設したところ、「お手入れ方法を教えて欲しい。」という問い合わせが相次ぎ、自己流で正しい方法かどうかもわからない。というためらいもありましたが、ご要望にお応えして「おしゃれサロン」をあえて公開させて頂くことにしました。
私の自己流によるお手入れ方法は一時的な簡易なもので、ヘアスタイルなどは時間の経過とともに崩れてきてしまいます。本来、お湯パーマは沸騰する鍋で、ヘッドをグツグツ煮ないとしっかりくせがつかないと聞いています。私にはそこまでする勇気も技術も無いのでいつも自己流で行っています。恒久的に状態を保ちたい方にとってはおすすめできる方法ではありませんが、人間と同じように、ヘアスタイルが崩れるたびに定期的にお手入れしてあげる。そんなスタンスでお人形と接しています。




お人形が
怖い?


古いお人形が怖いと感じる方が沢山いらっしゃると思います。お人形に限らず、家具、道具、着物、時計、宝石、果てはお金に至るまで。人が愛着や執着する物全てに人々の思いや念がこもっていると思います。それは、人が人に接するときに相手を思いやるように、物に対しても大切に扱いましょう。という願いが込められているのではないでしょうか?
古いお人形を手に入れたとき、友人に頂いたり、前の持ち主が分かる場合は塩をふりませんが、持ち主が分からず状態のひどい物には塩をふり、お日様の光に当ててあげます。こうすることで怖いという気持ちが消えます。
お手入れすると表情が変わって生き生きと見えるのですが、これも気持ちの持ちようで、「きれいになって良かった。」という思いを込めて見るので、お人形の表情が輝いて見えるのではないでしょうか?





おわりに


「おしゃれサロン」のコーナーを通して、古く痛んだお人形を捨てずに大切にして下さる方が一人でも増えて頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。