▼紹介
宮沢賢治の短編小説『ポラーノの広場』を軸に、様々な宮沢賢治作品のエッセンスを取り込み、 賢治の美しい言葉の魅力あふれた、音と光の叙事詩を紡ぎだします。 大人の観客にはせつなく、子供の観客には楽しい、そんな宮沢賢治独特の世界へとご案内します。 『ポラーノの広場』は、盛岡で青春時代をすごした 宮沢賢治の作品。 物語は以前“モリーオ市”の博物局に勤めていたキューストが、 「イーハトーヴォのすきとほった風、夏でも底に冷たさをもつ青いそら、 うつくしい森で飾られたモリーオ市」で過ごした日々を回想するという形式がとられています。 “ポラーノの広場”はモリーオ市の郊外にあると伝えられる野原のまん中の祭りの場所。 「そこへ夜行って歌へば、またそこで風を吸へばもう元気がつく」とか、オーケストラがあって 「誰(たれ)でも上手に歌へるやうになる」と言われています。 ところが、山猫博士というあだ名のデステゥパーゴたちが、こうした祝祭的な場所を選挙のための 酒盛りの場にしてしまいます。むかしのをポラーノ広場を自分たちの手に取り戻そうとする キューストとその友人たちと、山猫博士らとの争いを経て、キューストたちが 「むかしのほんたうのポラーノ広場」を自分たちの手でつくろうと誓いあうまでが、 賢治独特の美しい言葉でつづられています。 |
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▼公演日程
2007年3月17日(土) 18:00開演 2007年3月18日(日) 14:00開演/18:00開演 受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前。 ▼会場 新百合21ホール |
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小田急線新百合ケ丘の改札を出たら左に進み、階段を降ります。
そのまま進行方向に進むと目の前に「新百合21ビル」が見えます。 建物の地下2階が劇場です。 |
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▼出演者
三橋麻子 |
▼スタッフ
構成・演出:倉迫康史 主催:川崎市 |
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▼チケット前売開始日
Ort-d.d先行発売:2月1日(木) 一般:2,000円 1.Ort-d.d(2月1日より先行受付!) 川崎市市民文化局 |
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