これ、なーんだ??       ホームへ
①ブラックホールだよ 
 
以下、ブラックホールの電磁波望遠鏡による撮影です。
   

  では、ブラックホールから出るジェットはどのようになっているだろうか

問2の答  オーロラ。一度は見たいものですね。



  
(写真:powerd by 日本旅行)

■オリオン座とオリオン星雲 (写真:Wikipediaから)
 
 オリオン座
 形がザリガニに似てますね。冬の夜空を彩る星座で有名
  

オリオン座の中のM42がオリオン星雲です。
以下の2つの画像はオリオン星雲(右図)

冬の星空に見えるきれいな星ですね。
深夜は南に見えます。

星雲の中で生まれる大量の新星からの紫外線が、水素ガスを鮮やかな色に輝かせています。

■オリオン座から見る冬の夜空

 冬の空のオリオン座の三ツ星の左上に赤い星ベテルギウス
さらに、こいぬ座の
プロキオン、おおいぬ座のシリウス
 この三つの星を結ぶと「
冬の大三角形」ができます。
                    (picture:Weather News)

■皆既月食 地球の影と月の動き  (2022/11)



恒星が壊れ、明るい光観測 85億光年先のブラックホール


超大質量ブラックホールに恒星が接近して壊れ、ブラックホールの周囲で高速回転している物質の一部が「ジェット」として上下方向に噴出する想像図(欧州南天天文台提供)
 極めて強い重力を持つブラックホールに恒星が接近すると、細長く引き伸ばすような力が働いて壊れる「潮汐破壊現象」が起きる。
 ブラックホールの周囲ではちりやガスが円盤状に集まって高速回転しており、壊れた恒星の破片が引き寄せられると、円盤の一部の物質が上下2方向に「ジェット」として噴出する。このジェットは光速に近く、さまざまな波長の電磁波を伴う。
今回はジェットの片方がちょうど地球の方向に噴出していたため、明るかったとみられ、潮汐破壊現象によるジェットでは最も遠い観測記録といいます。    (JIJI.comより)


ブラックホールから出るジェット

③ 地球から、約59億光年離れた「ほうおう座」銀河団の中心部に位置する巨大ブラックホールからでるジェット(高速なガスの流れ)です。


  国立天文台HPから
 高速なガスの流れは、中心部の白い部分(ブラックホール)から上下にジェットが噴き出しています。2020年8月30日、国立天文台などの研究チームがオーストラリアの電波望遠鏡群を使い、誕生から間もないジェットの観測に成功と発表しました。
 銀河団ではジェットがガスの冷却を抑制すると考えられてきたが、同銀河団は中心部のガスが著しく冷えており、定説を覆してジェットと冷えたガスが共存する例を示した。銀河団や巨大ブラックホールなどの解明に新しい展開をもたらす発見となった。
 銀河団は数十~数千個の銀河の集まり。1000万度を超える高温のガスで満ち、このガスがやがて冷えて中心部の巨大銀河に引き寄せられ、大量の星を形成すると予想されている。
 一方、これまで観測された銀河団のほとんどは冷えていない。中心にある超大質量のブラックホールが物質を光速に近い勢いで噴き出すジェットにより、ガスが再度加熱され温度が均衡すると考えられてきた。
 ほうおう座銀河団は地球から約59億光年離れ、主に南の空に見える。銀河団の中では例外的に中心部のガスが冷えていることを研究チームのメンバーが以前に突き止めていた。研究ではオーストラリアの電波干渉計を使用し、同銀河団中心の巨大銀河から2対のジェットの電波放射を確認。このうち短い1対は形成から約100万年と、数十億年という銀河団の“年齢”に比べはるかに若く、周期的に噴き出ていることが示唆された。
 成果からは二つの可能性が読み取れ、同銀河団がジェットによる加熱の過程にあるか、これまで知られていない進化の道筋をたどっているとみられるという。
 赤堀特任研究員は同天文台三鷹キャンパスに勤務。研究成功のポイントには、比較的高い周波数での観測で高い解像度を得たこと、南半球での長時間の観測の2点を挙げた。水沢VLBI観測所がブラックホールなどに対し高い周波数でジェットを観測していたことに着想を得たほか、オーストラリアでの研究経験があったこともプラスになった。
 今後は2021年から建造が始まる予定の国際大型電波望遠鏡の活用も視野に、ジェットとガスが混ざる様子などを詳しく研究する方針。
 赤堀特任研究員は「水沢の研究でも、ブラックホールから出たジェットがどのように宇宙に影響を及ぼしていくかは大切なテーマ。研究の裾野が広がり、相互に連携できる内容となった」としている。 (岩手日日から)

【ジェット】 宇宙ジェットとも。磁場などの作用により、超大質量のブラックホールなどの天体から高エネルギーの粒子が噴き出す現象。噴出速度は光速に近くなる場合もある。

  ③超新星残骸の円弧 別名「魔女のほうき星雲(Witch’s Broom Nebula)」
 
  Microsoft Bingより

 星雲ガスからなり、複数の天体に分けられた(NGC6992~6995の番号が振り分けられており、
それぞれ別の天体として分類されています)
星間物質として最も多く存在している水素のほとんどが電離して陽子の状態になっているガスのこと。
慣用的に、中性の水素をHⅠ、電離した水素(陽子)をHⅡと表します。水素は3重水素(トリチウム)の他、H8まで存在します。
星雲の中で生まれる大量の新星からの紫外線が、水素ガスを鮮やかな色に輝かせています。

⑤ 

かに座の NGC 2608 渦巻銀河



NGC 2608(Arp 12とも呼ばれる)は、癌(カニ)座に9300万光年離れた場所に位置する禁棒渦巻銀河です。それは全体で62,000光年であり、天の川の幅の約60%です。これは、グランドデザインの渦巻銀河と見なされ、SB(s)bに分類され、銀河の腕は著名な中央バーの周りに適度に(しっかりとも緩くも)風が吹く。
  NGC 2608 は、地球から約 9,300 万光の距離にある渦巻銀河です。この銀河は、ハルトン・アープのカタログ『特異銀河アトラス』に登録され、Arp 12 としても知られています。1966 年発行のこのカタログは、奇妙な特性と進化の過程を示す銀河を一覧にしたもので、少なくとも執筆時点で特異と考えられた銀河が収録されています。NGC 2608 は、カタログの「分裂した腕を持つ銀河」というカテゴリに含まれます。現在では、1 つの銀河ではなく、相互に影響し合う 2 つの銀河で構成された天体と考えられています。

 銀河の中心部の上に見える明るい大きな光は、実際には私たちのいる天の川銀河の星が前面に捉えられたものです。
この星の周りに現れた光のフレアは回折スパイクと呼ばれ、この壮大な画像を撮影したハッブル宇宙望遠鏡の光学現象によるものです。
    (Windows edge)



「アンドロメダ銀河」

2021 年 10 月 4 日
 今日から国連が定める世界宇宙週間が始まります。1957 年の今日、世界初の人工衛星、スプートニクが打ち上げられたことにちなんでいます。写真は、太陽系が含まれる天の川銀河の隣、約 250 万光年先にある、アンドロメダ銀河です。肉眼で観測できる、もっとも遠い天体の 1 つです…

 かつて星雲とされていましたが、アンドロメダ銀河は約 1 兆個の恒星で構成される渦巻銀河です。直径は約 22~26 万光年で、天の川銀河の 2 倍以上。両者が含まれる局所銀河群の中で、最大の銀河です。秒速約 122 キロメートル で近づいてきており、約 40 億年後には衝突すると見られています。
  (Windows edge)

  アンドロメダ銀河を見つけてみよう - Bing video

太陽

地球に降り注ぐ太陽エネルギーは、1秒あたり約42兆キロカロリー。これは、1秒間に世界中で使っているエネルギー(石油や電気など)の2万倍以上というものすごい量です。もしこの太陽エネルギーを100%変換できるなら、世界の年間エネルギー消費量をわずか45分でまかなうことができるという計算になります。(関東農政局㏋より)



(国立天文台HP より)



以下、NICONホームページより

2020年10月18日明け方の、東の空の様子(東京)。
囲み内は月と金星のクローズアップ(直径7度、標準的な双眼鏡の視野)


21~22日ごろ、オリオン座流星群
 また、10月下旬になると深夜には「オリオン座」が東の地平線から昇ってきます。その「オリオン座」の方向を中心として
飛ぶ流れ星が見られるのが「オリオン座流星群」で、毎年10月21日ごろに活動がピークとなります。
8月中旬のペルセウス座流星群や12月中旬のふたご座流星群ほど多くの流れ星が見られるわけではありませんが、
比較的見やすい流星群です。 

この日は新月直後のタイミングなので、月明かりの影響がまったくない好条件で観察できます。
空の条件の良いところで1時間あたり15個前後、郊外などではその半分ほどの流れ星が見えるでしょう。
流れ星はオリオン座の方向にある「放射点」と呼ばれる天球上の一点を中心としてあちらこちらに飛ぶので、
狭い範囲を集中して見るのではなく、なるべく広く空を見渡すようにしましょう。

深夜から明け方には冬の星座たちが東の空に勢ぞろいしています。これらの星々や秋の星座を眺めながら、
流れ星を待ってみてはいかがでしょうか。

今年の活動のピークは21日夜8時ごろと予想されています。この時間帯にはまだオリオン座が昇ってきていないので、
それより後の深夜から22日明け方にかけてが一番の見ごろとなるでしょう。土曜深夜から日曜明け方なので夜更かししやすいかもしれません。


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2020年4月26日、月が金星に接近。いま、西空に大きく輝いています。観察してみましょう。
             (写真は4月26日18:30前後)
金星は別称、「宵の明星」といわれるだけに夜中は見えません。
「なぜ、夜中は見えないの?」
 金星が太陽系の太陽に近い空間に位置するためですが、
中3で学習するので、本ページでも近いうちに図面で説明いたします。