三角比も建築、土木、化学、測量、通信(音声デジタル変換)等、多くの分野で使われています。
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問 次の値を求めなさい。 |
上の問題解答をよく見てください。
sinA=cosB cosA=sinB tanAは逆数になることがわかります。
つまり sin(90°-A) = cosA になります。同様に、
cos(90°−A) = sinA (90°−A) は角度Bですから
0°≦θ≦90°の範囲で
以下の表の穴埋めは、中間や期末テストに必ず出題されます。覚えておくように指導する学校がありますが、
覚えるのは大変だ。それにテストが終わってしばらくすると忘れている。
できたら、自分で考えてほしい。 表の下に考え方を説明しよう。
それでは以下の残りの角度は?
グラフで考えてみましょう。
グラフは2年で学習しますが、これはいま覚えていたほうがbetterだと思います。
y = sinθのグラフ (θは角度)
y = cosθのグラフ (θは角度)
tanθグラフは参考まで
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それでは以下の問題をやってみましょう。
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解答
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以下は大切な公式。しっかり覚えておこう。
sin2θ+cos2θ=1 ……公式① tanθ= ![]() |
sinθ=![]() ![]() sin2θ= ![]() ![]() ![]() |
![]() |
問1 0°≦θ≦180°とする。 |
より
sin2θ=1−cos2θ sin2θ=1−=
sinθ=±
0°≦θ≦180°なので sinθ= …答
問2 0°≦θ≦180°とする。 |
より
sin2θ=1− sinθ=±
0°≦θ≦180°なので sinθ= …答
公式 tanθ= より
÷
=1 …答
問3 0°≦θ≦180°とする。 cosθ= ![]() |
解説 sinθtanθ=sinθ× =
cosθ=
を代入
sin2θ=1−=
sinθtanθ=
だから
sinθtanθ=÷
=
…答
問4 0°≦θ≦180°とする。 sinθ= ![]()
|
問5 角度Aが鋭角で、cosθ=![]() |
より
sin2θ=1−cos2θ=1−()
sinθ= ± Aは鋭角だからsinθ=
…答
tanθ=より tanθ=
÷
=
…答
■正弦定理
=
=
上の公式は必ず覚えよう。以下に一例をとって説明します。
が成り立ちます。
以下、証明してみよう
証明 Ⅰ A<90°のとき(図Ⅰ) Bを通る直径をBDとする。直径の円周角は90°なので∠DCB=90° 等しい弧に対する円周角は等しいので∠BDC=A a=2Rsin∠BDC=2RsinA よって ![]() Ⅱ A=90°のとき(図Ⅱ) a=2R,sin90°=1より a=2R=2Rsin90°=2RsinA よって ![]() Ⅲ A>90°のとき(図Ⅲ) したがって |
![]() ![]() ![]() |
問1 三角形ABCにおいて、AB=4、A=75°、B=60°のとき辺ACの長さ、および外接円の半径を求めなさい。 |
解説 まず、以下のような図を簡単に書いてみよう。 ![]() |
公式から ![]() ACの長さ=b で, まずACの長さを求めましょう。AC=b bsin45°=4sin60°(sin45=1/√2, sin60°=√3/2) ![]() ![]() ![]() 次に半径Rを求める。 外接円の半径は ![]() 2R=4/sin45° R= 2/sin45°= 2√2 答 |
問 a=6,A=30°,B=45°のとき,外接円の半径Rとbを求めなさい。 解答 簡単に絵を描いてみよう。 ![]() |
答
余弦定理
問1 ① ![]() 問2 ② ![]() |
簡単な図を書きましょう。
正弦定理を使おうとしても、aの値が未知なので、ここは余弦定理を用います。
問3![]() 問4 ![]() |
円の接線と弦の作る角
円の弦と、その弦の一端を通る接線のつくる角は、その角の内部にある弧の円周角と等しい(接弦定理)
問 ∠x の大きさを求めよ。![]() |
答
∠x =180°- (90°+ 55°) =35°
方べきの定理
円の2つの弦AB,CDの交点(図1)、 または、それらの延長の交点(図2)をPとすると、 PA×PB=PC×PDが成り立つ。 図1 図2 ![]() ![]() このことは円と直線の交点に作られる2組の三角形が、それぞれ相似であることから証明できます。 ![]() |
問1 下の図において、PAの値を求めよ![]() |
PA = x とおく。
方べきの定理より、4・(4+5)=x・(x+9)より、
x2 + 9x = 36 x2 + 9x ⊸ 36 = 0
乗法の公式より、(x ー 3)(x +12)
x>0だから x = 3 ・・・答
検証してみよう AP=3なら
3・(3+9)=36 4・(4+5)=36 でOK!
問2 下の図において、xの値を求めよ![]() |
方べきの定理より、3・(3+8)=x ・(x +4)より、
x 2 + 4x − 33 = 0
解の公式より、x >0だから x = -2 + √37・・・答
三角形の面積を求める
△ABCの2組の辺とその間の角度が分かれば
三角形の面積が求められます。
公式は1つ覚えれば十分です
証明 角度Bが分かっているときを例にとります。
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