アガリクス茸の食効とその関与成分
食効、治療例 | 研究された成分 |
抗腫瘍効果 (Sarcoma 180/mice,ip 法)宿主のマクロファージ、補体などの免疫細胞、細網内皮膚機能の活性化、 インターフェロンなどのサイトカイン誘発促進、BRMとして作用し、免疫能賦活による延命効果 |
多糖類など β-(1 → 3)- D-glucan, β-(1 → 6)- D-glucan 蛋白複合体、酸性ヘテロglucan、 キシロglucan、ヘテロglucan 蛋白複合体、RAN 蛋白複合体、糖蛋白(レクチン)、ほか |
制癌作用 (HeLa 細胞増殖抑制作用)細胞毒性による癌細胞増殖阻止効果 |
ステロイド類 セレビステロール誘導体2種とエルゴステロール酸化誘導体1種 |
癌の予防効果 発癌物質の吸着排泄などによる効果 |
植物繊維 不消化性のβ-D-glucan、ヘテロ多糖、キチン質など |
血糖下降作用 糖尿病改善 |
多糖体 (β-D-glucan)、多糖蛋白複合体、RNA複合体 |
血圧降下、コレステロール低下、動脈硬化の改善 | 植物繊維、脂質を構成したいるリノール酸などの不飽和脂肪酸 |
ビタミンD2作用 骨そしょう症の改善 |
エルゴステロールの光照射と加熱による |
The Chemical Times,ISSN 0285-2446 Kanto Chemical Co., inc., 1989, No.1(131 Volumes in all) extract from P.12.P21 Takashi Mizuno: Phamacological and Gastronomic Effects of Fungi and its Applications |