化学療法の副作用を抑え、再発防止が期待されています!
アガリクス茸には特有の多糖体がある。
アガリクス茸の抗がん効果は多糖体によるものですが、βーD-グルカン、βーグルカン、βーガラクトグルカン等の各種の多糖体が含まれています。
抗がん効果の高いβーD-グルカンが多く含まれていることが特徴で、βーD-グルカンはマクロファージを活性化する機能があります。
その結果、がん細胞の増殖を抑えたり消し去ったり、再発を防止したり、移転を予防するという結果になります。
残念ながら、人間の体内では全く創りだせない
キノコは古来より「老化を防止、長寿を導き、仙人のようになれる」
と伝えられている。中国に限らず、アメリカ、旧ソ連、カナダにも同様の言い
伝えがある。日本でも「日本書紀」の中に早くもマンネンタケの薬理効果に
関する記述が見受けられる。近年の研究により、キノコから抗ガン活性を示す
高分子多糖体の「β-グルカン」が発見された。キノコに含まれるβ-グルカン
には人間の免疫力を高める効果があるのです。しかもこの多糖類はガンに直接
働いて縮小させるのではなく、体の免疫を強化して間接的にガンを縮小させる
ことも明らかになった。
科学療法の副作用を弱める力が重要です。
他の療法との併用でさらに効果を高める
注目点は、抗ガン剤や放射線療法の難点は、副作用に見舞われるという点だが
、アガリクスにはその副作用を弱める効果があることです。患者の中から10
名を選び一般治療を行いながらアガリクスの煎じ液を投与するという方法で、
3ヶ月にわたって臨床試験が繰り返された。アガリクスの煎じ液を服用した
患者の場合、不安感、脱力感、悪心嘔吐、食欲不振といった副作用が改善され
たというだけでなく、血液中のヘモグロビン、白血球、血小板の各数値が
好転し、免疫グロブリンの増加が確認された。アガリクスの持つ免疫増強
作用が臨床的にも証明されたことになる。B型肝炎に関しても、アガリクス
服用者には肝機能回復改善を示したことが報告されている。アガリクス
と化学療法剤、あるいは放射線治療との併用効果試験は各種研究期間で
実施されている。
他の療法との併用でさらに効果を高める
化学療法剤とアガリクスの同時投与
これはザルコーマ180固形ガンを移植したマウスに、抗ガン剤(マイトマイシンC
、エンドキサン、シトシンアラビノシド、5-フルオロウラシン)を投与。
抗ガン効果を調べた後に、今度は抗ガン剤とアガリクスを併用した場合の抗ガン
効果を調べるというもの。その結果、抗ガン剤はアガリクスと併用することによ
って、抗ガン効果は著しく増強されることが明らかにされた。なかでもアガリクス
の菌糸体から抽出したタンパク多糖体であるATOMとマイトマイシンCとの併用が
最も効果的であるという報告が寄せられている。
放射線治療との併用効果
これは、ガン細胞をマウスに移植する20日前から、体重1kgにつき100mgのATOM
を1日2回経口投与、放射線は1500ラドを1週間の間隔で1.2回照射するというも
ので、ATOMとX線の併用はガン細胞を消滅させるうえで非常に効果的だった、と
の報告が寄せられている。このようにアガリクスは、他の化学療法との同時投与
や放射線治療との併用で大きな成果を上げているのです。