2012年 武蔵野テンカラ会 釣行記 NO1

最上流にあるネイティブエリアに向かうには駐車場からかなり歩く。ふうふう云いながらやっとの思いで看板まで辿り着いた。渓川さんは何事も無かった様に平然としている・・・体力の差は歴然である。上流を見ると人影は見えない、やはり平日は釣り人も少ない様だ。2人仲良く並んで竿を振り始めたが、間もなく私の毛ばりにヤマメ掛かった・・・型は小さいがヒレの張った綺麗な魚体である。元気にバシャっと来た様子では今日は魚の活性が良さそうだ・・・それを見た隣の渓川さんも俄然、闘志が湧いてきた様子、それから間もなく渓川さんの竿が大きくしなった!かなりの引きである。やっと上がったのは見事なサクラマスであった。その後はヤマメが釣れるのは私、渓川さんに掛かるのは岩魚とニジマスで、どうやら毛ばりを流す場所が違う様だ。私の毛ばりは水面スレスレだが、渓川さんは底に沈めている。そして渓川さんには大型ばかりが掛かっている・・・

午後から釣りをはじめるとの事でまだ釣り支度はされていない。12時が過ぎたところで一時納竿をしてレストランに向かった。私はここでは生姜焼き定食が定番だったが、先に入っていた渓英さんの味噌ラーメンがあまりに美味しそうなのでオーダーをしてしまった。おだやかな天気とはいえ、今は真冬・・・冷えた身体には室内は快適だ、そのうえ胃袋にも暖かいものが入って身も心も癒される。いつまでも楽しい会話が続き、時が経つのも忘れたひとときであった・・・

 待ち合わせの狭山には5時50分に着き、既に待っていてくれた渓川さんと挨拶をかわして車中の人となった。順調に中央道を過ぎ、鹿留近くでは凍結した箇所もあったが、慎重に走り抜けて7時20分に無事鹿留に到着した。つい最近降ったのだろう、周囲は白い雪に覆われていたが駐車場には既に数台の車が停められている。入漁券を購入する為に車を出ると、冷たい空気が頬に伝わる・・・しかし覚悟をしていた様なきびしさではなく、風も感じられない。冬季料金3800円を支払い早速上流の駐車場へと向かう。積雪は5cmほどで、道は凍結して四駆でないと少々心配だ。釣り場を眺めると数人の釣り人が確認されたが、さすがに寒そうに見える、。私はこのまま車中で待機をして9時頃から竿を出したかったが、さあ、やりましょう、と云う渓川さんの闘志に負けて支度を始めた。

FISH.ON!鹿留 初釣り

2012年 1月18日

午前5時はまだ暗い、マフラーをしっかりと首に巻きジャンパーを着込んで車に乗った、6時に狭山SAに渓川さんと待ち合わせで、私にとっては神流川のニジマス釣りについで今年2回目の釣りである神流川では厳寒の中での釣りだったが、おそらく今回も同じだろう、防寒対策も万全であった・・・・

鹿留初釣りは厳寒を予想して出かけたが・・・風もなく、おだやかな一日が過ごせた

渓忠、渓英、敏渓、渓川、ゲスト

午後からは渓英さんも加わり鹿留ネイティブエリアは貸切り状態だ!渓英さんはこだわりの伝承毛ばりを浮かせての釣り、この低水温では無理だろうと思われていたが、見事に釣りあげている。この人には不可能という文字はない様だ・・・午後5時ぎりぎりまで竿を振り、全員満足顔で引き上げたが今の時期にしては魚の活性も良く、管理も行き届いており鹿留は、はやりすばらしい管理釣り場だと思う・・・最後に今回初めて参加して戴いたゲストの岡部さんに感謝!感謝!              渓忠記

10時を過ぎた頃、敏渓さんがやって来た。渓川さんは敏渓さんと釣りをするのは入会以来はじめてとの事、まるで初対面の様な顔で迎えた飲み会ではお互いにビールをつぎ合う仲間だが、釣りが初めてとはおどろきであった・・・敏渓さんの服装は完全武装である。これならばどの様な寒波が襲来してもまず大丈夫である。しかしながら皮肉なことに今日はそれほど寒くは感じられない。敏渓さんも釣りを始めてすぐに大きく竿がしなった!残念ながら狙っているアマゴではなく、ニジマスの様である・・・11時を回った頃に見慣れたお顔がやって来た、渓英さんである

岡部さんの釣りをあらためて拝見する事となったが、やはり丹沢ホームでの釣りそのものである。片膝を着く低い姿勢から飛ばすラインは確実にポイントに入る、毛ばりは流れにのって生きた羽虫のごとく浮き沈みを繰り返しやがては底の流れに入って行く・・・あまり近くで見つめたら失礼なので、すこし離れた位置からの私にはその様に想像が出来た。そして一匹、二匹といとも簡単に釣りあげている、やはりこの人はただ者ではない・・・

午前9時に近づいたところで私は竿を置いて駐車場へと向かった。本日のゲストである岡部さんがお出でになる時間であった。岡部さんとは武蔵野テンカラ会最終釣行の丹沢ホームではじめてお会いした方である、。あの日、昼食後に右岸から入る沢へ向かうと、既に一人の釣り人が入っていた。私達と同じテンカラという事もあって親しみを感じて眺めていると、竿の振り方、その姿勢が素晴らしい・・・思わず声をかけさせて戴いたのがきっかけで今回の交流となった、凍った坂道で足を踏ん張りながら降りて行くと、前方からテンカラ竿を持った青年が歩いて来る・・・あの人は岡部さんではない。あの時の岡部さんはもう少しお年を召していた様な気がする・・・ところがその青年がにこにこしながら私に近づいてくるではないか、阪神タイガースの城島選手にちょっと似た細面のきりっとしたお顔に、私は少なからず動揺をしていた・・・早速、渓川さんと初対面の挨拶を交わしたが、趣味が同じだと心に蟠りがない、まるで旧知の様な雰囲気である・・・